マインド系 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

観客の疲労度と演者の緊張感

pexels-photo-58562規格外のドイツ人、デニスベアーの
本を訳させていただいた際に
メモライズデックの有用度に関して
これでもかと、思い知らされました
 
それまでは、メモライズデックと
スタックデックの差も
ハッキリと分かっていませんでしたが・・
 
今では、スタックデックに手を出してみたい
などと思うようになってきました
 
ただ、レストランマジック系の書籍を読んでいると
大抵の場合、スタックデックに関しては否定的です
まあ、イレギュラーはいくらでも起こる可能性があるわけで
リセットに時間がかかってしまうのなら、避けるべきものでしょうね
 
でも、デニスを見て、十分に使えるものだと
理解を新たにしました
要は演者の力量次第ってことなんですね
 
こういったことは、スタックデックのようなものに限った
事柄だけではなくって、色んな事に言えると思います
 
例えば・・・
→『観客の疲労度と演者の緊張感』の詳細ページへ

マジックの戦い方:孫子の兵法から

ame7842kdis_tp_vマジックの世界には
読書家の先輩たちが多いのですが
基本薦めてくれるのは
マジック関係の外国の書籍などか
エンターテイメント関係の書籍で
その他の分野に関してのアドバイスを
聞くことは皆無です
 
マジックを生きるための
仕事としていきたい人間には
むしろ、どうやってビジネスとしていけばいいのか
どのように仕事を取ってくればいいのか?

そういったことを学んだ、参考になった
といった本の方が知りたいと思うのは
おかしなことでしょうか?

様々な事柄を勉強するために本を読んでいくと
どうにも中国古典あたりをきちんと読めば
もう出きってるんじゃないの?
と思うことも、しばしば
 
四書五経あたりは、ホント高校生あたりで
読んでおけば、かなり人生が変わったはずなどと
後悔もあるわけです・・

さて、そんな中、ある意味で、フルコンタクトでの戦いを
するのが、現場のマジック
 
勝ち負けって言葉は好きではないですが
相手を楽しませることができれば、こちらの勝ちなわけで
戦略・戦術を学ぶことは、決して間違ってないはず

下手なマジックの本を読むよりも
プロフェッショナルを目指すなら
クラウセヴィッツの「戦争論」を
読んだ方がいいのかもしれません

僕としては、西洋の本を読む前に、中国古典には
山ほど戦略・戦術の本があるのだから
そっちをお勧めしますよ

で、孫子の兵法を読んでいるのですが・・
→『マジックの戦い方:孫子の兵法から』の詳細ページへ

マジック見せて!:マジックの範囲

hand-166442_640現場に出ていて
マジックを演じた後に
さも当たり前のように
「種明かしは無いの?」
などと言われることもあります
 
または
「種明かし無いなら見なかったのに」
とか
 
この種明かしも
「自分もマジックを演じたいから」
という意味合いでの言葉ではなく
単に
「タネ・仕掛けが分からないという状態が気持ち悪い」
から発せられている、としか思えないのです

マジシャンに、特にプロのマジシャンのマジックを見る場合
基本的には「だまされる」状態になるはず
それを受け入れる準備もないのに、見たいっていうの?
 
まあ、この点に関して、マジシャンの側に来てしまうと
まったく分からない事柄なのですが
なんとなく、答えの糸口になるようなことが見えた
瞬間がありました

それは某プロがきわめてオーソドックスな方法で
シルクを消す、というマジックをカジュアルな場で
見た人が発した言葉でした
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会話の基本:舞台でも同じ

yuka20160818132114-thumb-autox1600-25827クロースアップマジックを演じていると
比較的頻繁に言われることとして
「マジシャンは手先だけではなく
 口も達者じゃないとダメですね」
なんてことがあります
 
ぼく、決して口が達者だとは
思ったことないですし
コミュニケーションのクオリティが
低いからこそ、様々な勉強を
しているくらいなのです

正直、クロースアップでお客さんとのコミュニケーションを
維持することは、比較的簡単だと思います
だって、言葉が届く距離ですし
もっと言えば、言葉が使えるわけですから

ステージでは、言葉が届かないこともあれば
サイレントなら言葉がつかえないわけですし
 
じゃあどうすればいいのか?
結局、コミュニケーションであることに変わりはなく
その手法をステージ向けに変形させることを
意識しておけば、本質的には変わらないはず
 
ワニブックスPLUS新書から
「会話の天才」
という本が出ていますが、その中の章で
会話における7つの基本
という章があります

その中の1つに
「つかみは大事」
というものがあります
やっぱり、最初の一手は重要です

ではステージでは、どうすれば?

下手な考えを持つよりも、先人の知恵をそのまま
借りてしまった方がいいでしょう
→『会話の基本:舞台でも同じ』の詳細ページへ

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