コンテストでも高評価、実際のレストランなどでもリアクションが
大きいために、非常に重宝したトリックです。
たった5分の手順ですが、これを見た観客は十分に満足し
あなたの事を一流のマジシャンと認めてくれるでしょう。
マジックが市民権を得てきましたが、演じるマジックはカードとコインばかり・・・。
リアルの現場では小さなものを扱っているだけでは見えない観客が
出てきてしまうことがあるために、演技の大きさなどは 実は非常に大切。
至近距離での演技から、大人数まとめての演技まで。
おしゃべりで進めるトリックから、曲に合わせての演技まで、そんな風に非常に幅広く使える
マテリアルである、ロープマジック。
使い勝手のある素材ですが、あまり演じる人が多くないのが真実です。
だったら使える手順を1つ手に入れるだけで、他のマジシャンとは演技がかぶる事も無くなります!
レストランなどで演技をする場合に、2人〜4人くらいの観客を相手にすることが
多いと思います。ただしそんな理想的な状況は多くなく、団体での貸切で
演技をしなければいけない場合もあれば、披露宴の円卓のように
自分の正面の観客までの距離が遠い場合もあります。
こういったときに、テーブルにスプレッドして示すようなカードトリックやコインのトリックは
その見えにくさからあまり好まれない場合もあります。
観客の見える範囲をどのようにコントロールするのか、これは以前から言われてきていることです。
カメラの分野の言葉を使い
「フレーミング」
と言われます。
つまり、写真に撮るときに、どこからどこまでを収めるか、ということを意味していますが
マジックの場合には相手に見てもらう範囲を考える、ということになります。
このフレーミングを水平な状態、つまりはテーブルなどでマジックを行うのではなく
垂直な状態へもって行って、自分の顔などが背景に なるような演技をするべきとアドバイスされます。
水平な状態で演じるマジックから垂直な状態で演じるマジックへ
特にレストランなどで演じる場合には観客いっぺんに演じるために
この意識を持っておいた方がいい考え方です。
もちろん、素材によっては元々垂直なフレーミングで演じることができる素材もありますが
レストランなどで演じるものとしては、それほど多くなく限られていると思います。
ちなみに、レストランなどで演じるのに向いているトリックですが・・・
言ってみれば、これがレストランなどで演じるマジックのフレーミングと言えるでしょう。
このフレーミングは案外キツイものであるために、レストランなどでの演技する場合、マジシャンが違っても演じるトリックがみんな似たようなもの に なってきてしまいます。ただ、そういったある意味で「よく見る」 トリックは、長い時間かけてその効果が確認されているものですので、上手く活 用すべき ではあります。
レストランでの演技をしている中で、自分で演じたくなったのはロープマジックでした。そのきっかけが何だったのかは覚えていませんが、カードと コインに関してはそれなりにやってきて、自信もあったのですが垂直なフレーミングでの演技がほとんどなかったのです。
そんな中、必要に迫られてのロープマジックだったかもしれません。教わる人も周りにいなく、独学でいろいろな資料にあたって勉強しました。
ロープマジックにもクラシックになっているトリックがいくつかあります。カットの手順などでもオーソドックスなものがありますが、リセットの面 から 興味を持ったのは3本ロープ、いわゆる「プロフェッサーズ・ナイトメア」と呼ばれるものでした。
そこからいくつかの手順やアイデアを組み合わせ、自分の中でボリューム的にもそれなりのものが出来上がりました。たまたま出場した小さなクロー スアップの大会でもこの手順を演じ、ラッキーにも1位を取ることができました。
僕にとっては、まさにサバイバルするために演じ続けてきた手順です。趣味ではなく生きるため、一般のお客さんからきちんとした評価をもらうため に構成し演じ続けてきた手順です。
僕のDVDである「プラクティカル・クロースアップ・マジック」の中で、演技のみですが行っているものを抜粋しました。実は解説も一緒に載せる 予定だったのですが、DVDの収録時間の問題で、泣く泣くフルカットになってしまったのです。
このために、プロマジシャンの知人たちから「何で解説してくれていないの!!」と言われたことも1度や2度ではありません。恐らく、リアルの現 場でマジックを行うマジシャンにとっては、時間・マジックのボリューム、インパクト、リセットや製作の簡便さなど、バランスが取れているトリック だと思います。
一般的な3本ロープよりも現象が連続的に、豊富に起こり、演技終了後にリセットが終わっている。つまりどんどんテーブルを回っていっても、繰り返
し演技をすることが可能になっている手順とセットアップです。
上のような現象が連続的に起こります。そして、使っているものは、ギミックではないので、観客の手に渡しても全く問題がありません。
また、3本ロープの長さを他の手順にも使えるような長さ(リング&ロープなど)にしておくことも可能ですので、さらに続けて演技を行うことが可 能です。
今回改めて解説を撮ってみて、動画のファイルが全部で11個になってしまいました。この手順の解説だけで、DVD1枚が出来上がってしまう分量 です。さらに特典の演技&解説動画もプラスしてコンテンツ化しました。
僕自身が、数えきれないくらいの回数、そのウケを確認してきた手順を手に入れて下さい。
動画全てで1時間以上、かなりのボリュームで解説をしています。
さらに、特典の動画も2つお付けしています。1つはロープ1本で行う結び目の手順で、基本の3本ロープに組み込むことが可能です。そしてもう1 つ、リチャード・サンダースの「ファイバー・オプティクス」中で行っている端の移動を行う際のアイデアをお伝えしています。
コンテンツの購入をする際に、比較的質問を受けることをまとめてみましたので、ご確認ください。
ペイパル決済にてご購入の方は、すぐに「contact@restaurantmagic.biz」
からメールが届きます。そこに視聴ページのURLとパスワードが載っています。
銀行振り込みにて決済をされた方は、確認後に手作業でこのメールをお送りします。
DVDではなく、サイト上での視聴になりますので、ご注意ください。
簡単に言えば、メールアドレスのやり取りだけで決済が可能なシステムです。最近では日本でも使われる
ようになってきています。海外のマジシャンとのやり取りでは、よくこのペイパルを利用します。
基本的にアカウントを持っていないと使えないシステムですので、ぜひこの機会にアカウントの作成をしてみてください。
ギミックを扱うわけではないので、練習は必要です。ただし、この手順に含まれているテクニックは、他のロープマジックでも使えるものばかり ですので、習得は早いでしょう。
まずはこの手順を覚えることが、全体として早道になるかもしれません。
DVDにしてしまうと、新しいアイデアや何か質問があった時に、すぐに対応がしきれないのです。
何か疑問点があった場合には、メールなどで問い合わせていただければ、その解決になる動画などを新たに撮り、見て頂くことが可能です。