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酔っぱらいの役をやってやる!

howtohandle-fullつい先日興味深い状況が
ありました
 
大先輩のマジシャンが
「よし、マジックやってみろ!」
と、行ってくる場があったのです
 
僕に対してではなく
若いアマチュアのマジシャンの人
に対してですが、その際に大先輩は
典型的な「酔っぱらい」的な
振る舞いを行ってくれました 
 
まあ、日本酒もだいぶ入っていたので
それなりに酔っぱらいだったと思いますが(笑) 

それを見ていて
「イヤー、なんて優しい先輩なんだ・・・
 そんな体力使うことしてくれるなんて・・」
と思っていたのですが、マジックをするべき人には
それは伝わらなかったようで
 
現場でマジックするって、大変なんですよ
そういった酔っぱらいも多いわけで

先輩はわざわざそういった振る舞いをしてくれたのですから
頑張ってマジックすれば、何ら問題ないのですが
どうも、マジックする側はあきらめてしまったようで

その諦め方もあまりほめられたものではなかったのでねえ・・

邪魔してくる人を、一言で「ヘックラー」と
まとめてしまうことも可能なのですが
以前の記事でも書いた通り
そういった人を生んでしまうのは、基本的には

「自責」 

で、あると考えないと、マジシャンとしても人としても
成長はできないでしょうね
さらには、マジックでお金を稼いで、なんてはるか先のこと
 
さて、上記画像の本ですが
のっけの所で、ヘックラーの定義のようなことが書かれています
その定義ですが・・・
→『酔っぱらいの役をやってやる!』の詳細ページへ

接種理論

nurse-159224_640マジック以外の本を読んでいると
実に勉強になることがあります
 
人の心理に関して
時間とお金をかけて研究している
分野は意外に沢山ありますし
 
そんな本の中の1冊を読んでいて
興味深い言葉に出会いました
全く別分野のテクニカルタームです

「接種理論」というものです
この接種の意味は、まさに注射の接種
つまり、インフルエンザワクチンの接種とかと
全く同じ考え方です
 
どういうことか?

予め相手の頭の中に、ある種の接種をすることで
その後の反応を、強くさせる
というもの
 
ココだけを読むと、何のこっちゃか分からない感じですが
僕自身、この章を読んでいて思ったことがありました

マジックのオープニングのトークに
この接種理論を使うことで
相手の行動をある程度コントロールできるのではないか?

ということです

実際には、経験的にこういったセリフ回しにしている方は
沢山いると思いますが
知識として分かって行うことで、ヒット率を上げるというか
より効果的になるはず
 
では、接種理論とはどういうものかと言えば・・・
→『接種理論』の詳細ページへ

マジックを見る:種明かししてくる人って?

cc0160155440_tp_vマジックを見る時
人の本質が現れる
これは、ある程度の経験のある
マジシャンなら、誰もが思うこと
のはずです
 
マジックを演じていて
それなりに上手くいき
ひと段落の後に
お客さんと会話していると
たまに言われることが
「タネを明かそうってしている人の方がだましやすいの?」
という言葉

率直に言えば、別に変らないと思います

どう見ていようと、人の言葉を聞いて
マジックを見ようと思ってくれているのでしたら
こちらのミスディレクションにも乗ってくれますし
指示を聞いてくれますし、お手伝いもしてくれる
 
むしろ、最初っから、マジシャンにチャレンジしてくる人
が一番厄介です
 
だって基本的に「マジックを見るつもりがない」のですから
 
僕の答えは
「そんな人相手にマジックをやる必要は無い」
ってことです
 
どういうことかと言えば・・・ →『マジックを見る:種明かししてくる人って?』の詳細ページへ

マジックの余韻

stage-1015653_640マジックの世界でも多種多様な
コンテンツが生み出されてきています
 
その中でも、現在一番ユニークなものが
マジックランドのYoutubeチャンネルで
行われている
「Speakers」
ではないでしょうか?
 
 
普通なら人前で語ることの無いような事柄を
諸先輩たちが語ってくれているというのは
今までのマジック界ではなかったような気がします
 
現在は第3人目のスピーカーの
君島さんのコンテンツがあがっている所です
 
マジシャンではなく、マジシャンを使う側の方が
このように語ってくれるようなこともなく
またマジシャンが意識的に聞くこともないでしょうから
非常に貴重な内容になっていると思います
 
僕くらいの年齢のマジシャンなら、バーキミシマには
お世話になった人も多いのではないでしょうか?

僕は紹介され、数日後に入るという段階で
場所の確認方々一度ご挨拶に行ったのですが
直前で仕事が無くなってしまい、結局そこでの演技を
することはありませんでした
 
そして、そんな場を持っていた君島さんの言葉には
マジシャンにとって、なかなか重たいパンチが
飛んできているような気がします
→『マジックの余韻』の詳細ページへ

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