コントロール:フォースは全身で
カードマジックに限らず
マジシャンにとって必要になる
スキルの一つと言っていいものが
フォースでしょう
とは言っても、決して
ライトセイバーを操る
能力とかではなくってね(笑)
大きく考えれば
観客のコントロールというか
オーディエンスマネージメントの
一環ともいえるかもしれません
マテリアルによっては、非常に機械的に
フォースを行うこともできますし
様々な補助道具もあります
この辺のことは、アンダーグランドの帝王こと
マジシャン黒田文彦さんの分厚い書籍である
「The Special Force 400s」に
詳細に載っているわけですが
(まあ、今ではほとんど手に入らないと思いますが)
ただ、メンタリズムに近いようなフォースに関しては
そう簡単ではないってことだけは言えるわけです
マジックランドで販売している、マックスメイビン氏の
ダウンロードコンテンツの「ヴァーバル・コントロール」
を手に入れてみて頂けるとお分かりになると思います
簡単に言ってしまうと
「全身のあらゆるものを使って、相手へのアプローチをする」
ということです。
相手との物理的な距離感や、表情
言葉の強さやスピード
テンポや間
全てが複合的に作用しながら、確率論的に上げて行く
わけです
常々僕は
「相手の頭の中のイメージをいじる」
のような言葉を使うのですが
まさにそういった作業が行われるわけです
こちらの心理にもシンクロして影響を受けるでしょうし
非常に練習しにくい事柄だとは思います
フォースが苦手、という方
まずはマックスさんのコンテンツを手に入れてみていただき
実際にどれくらいの事柄を意識して仕事しないといけないのか
理解してみてください
多分、今悩んでいることが、とんでもなく
狭い範囲で悩んでいるということに気づく人が
ほとんどなのではないでしょうか(笑)
そして、実際に意識すべき範囲を理解できると
不思議なことに、今の悩みが小さくなっていって
結果的には、フォースの確率が上がると思いますよ
まあ、大事なのは、フォースの能力を上げることも
大切なのですが、アウトに関してしっかり考えておくことも
重要ですのでお忘れなく
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