2016年8月 のアーカイブ | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

コンテストを見て:テーブルの下の戦い?

cheatingUGMコンベンションも終了
いたしました
今回はクロースアップの大会ですので
コンテストもクロースアップです
 
コンテスタントの人数は14人
日本人が3分の1くらいでしょうか
 
歴史的に?UGMコンベンションでの
クロースアップにおいて
日本人が1位を取ったことがない
というのが若干さみしい所なのですが
今回も、台湾の方が1位を獲得しました
 
3位までに日本人も絡まず、少々残念な
結果でしたが、いろいろと思う所も
 
最近のコンテストでは、テーブルの持ち込みや
セットアップに幕で隠して、なんてことを
することが多いですが、日本人コンテスタントは
そういったことをする人が少ないですね

そういった必要のない手順で挑んでくる人が多いわけで
僕自身もそのような方が、良いと思っています
 
ある意味で、テーブルの仕掛け勝負だったり
テーブルの下にどれだけの物を準備しているのか勝負に
なったりしますので
→『コンテストを見て:テーブルの下の戦い?』の詳細ページへ

コインマジック:フェイクパスの信ぴょう性

coin-handコインマジックは難しい!
とはいっても、僕自身は
コインマジックを学びたくって
大学でのサークルに入ったのですが・・
 
何が難しいって、最初のハードルが
高いんですよコインマジックって
 
物が小さいから扱いやすいのではなく、逆にきちんと
見えるように扱い、現象を伝えるのが一苦労

そして、消すテクニック、隠し持っているテクニックが
ベースにあるので、その点を身体的に習得できないと
いつまでたってもなかなかきれいには演じられないマテリアルです
 
手の中に入れたように見える、フェイクパス1つとっても
まともに機能するまで結構時間はかかります
 
そして、自分ができるようになると、ある意味での
回路が出来上がるために、他の人テクニックを見ても
引っかかりにくくなります

この影響なのか、1度習得したテクニックって
特に基本的な物ほど上達しにくいというか
修正されにくいというか
間違って覚えたら、抜けなくなるんですよね
 
なので、最初にはイイものを見た方がいいって
大抵の人が言いますよね

これを言わない人は、たぶん良いものを見たことが無いか
どういったものが適切なテクニック・トリックなのかの
判断がつかない人でしょう 

さて、フェイクパスのような基本的なテクニックであっても
意識的に磨く人もいます
そして見事に騙されました
→『コインマジック:フェイクパスの信ぴょう性』の詳細ページへ

カードマジックとその表現の仕方:プロフェシームーブ

13501837_636894779794326_8767776298200251864_n現場では意識されないので
あまり深く追求?
しないこともままあります
 
でも、勉強を進めていると
先人たちも同様な違和感?
と言いますか、思いを持っていて
そこに対しての、自分が到らなかった
何らかの解決をしてくれているのを
運よく発見すると
自分の思考が、まだまだ落ち着いてないなあ、って
思います

ま、同時に、その勉強した方法をつかわせてもらいま~す
って思うわけですが(笑)

今回学びになったのは、ビジネスカード・プロフェシームーブです
 
ジャズな手順で、相手がカードを差し込んだ所の上下に
同じ数字のカードがある、なんてことを演じることは
それなりな頻度であるわけです

でも、ずっと思っていたことは
「都合よく、2枚が一緒の場所にあるって、どうなんだろう?」
でした

まあ、マジックですし、同じ数字のカードが2枚
隣り合わせになっていることって、そんなに確率論としては
低くないですので、気にするレベルとしては
低くていいのですが・・
 
個人的には、非常に都合のいい状態だなあとは
思っていました
→『カードマジックとその表現の仕方:プロフェシームーブ』の詳細ページへ

カードマジックをさらに不思議にする方法

alice-in-wonderland-297198_640マジックをやっていると
ある種のいたずら心が出てきます
一般の人は言うに及ばず
マジシャンさえもだましたい
そんな思いです
 
これそのものは、別に問題ではなく
そっち側に力点を置きすぎると
無茶な技法や無理な作業が
生まれてしまうことがあるので
通常はあまり意識しないで
手順を作った方がいいと思います
 
ただ、一般の人の中でも、非常に冷静にマジシャンの行っている
仕事を記憶している人もいたりしますので
ある程度、高度なサトルティなどは仕掛けておいた方が
イイとは思います
 
実際テクニックレベルでも、ぼーっと見ている人向けのものと
しっかり見ている人向けのテクニックってあるもので
手順中で使い分けることができると、ベターなのでしょう
 
ただし、その使い分けに、マジシャンの意識が取られてしまうと
全体としての演技のクオリティが下がりますので、使い分けるよりも
滑らかさを取る、ということの方が多いはず
 
さてさてそんな中で、個人的に冊子を訳していたり
見なければいけないDVDを見ていて感じたことがありました
 
ちょっとしたポイントがあると、マジシャンさえも
ついてこれなくなって、演者の負担も少ない方法です
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