小さな子供に演じるマジック考 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

小さな子供に演じるマジック考

2022年、新年あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。

さて、最近は世間が長期の休みになる期間に
某リゾートマンションにうかがわさせて頂く事が多くなり
その間は、まさに必死になってマジックしたり
色々と生きております。

で、結構ご家族連れが多くって、しかも年齢小さめのお子さんも。

というか、そういった別荘に、お酒が飲めるくらいになった
自分の子供と一緒に来られる親って、結構いい親子関係なんだろうなあ
って思うのですが。

さて、小さな子供相手にどのようにマジックするのか
というのは、マジシャンにとって結構なプロブレムでして。

チップのことやテーブルアプローチなどからしたらあまり語られる
ことはないのかもしれませんが、でも大きめの主題に
なってくるとは思います。

いろんな方が、いろんなコンテンツをリリースしてくれていますので
勉強になりますし、痛い目を見る前に対策が分かるというのは
ありがたい限りです。

ただ、人それぞれ状況が異なりますので、そういった部分を
上手に読み替えて?翻訳して?まずはインプットしてみて
そして実際にお客様へのアウトプットを経験し
そこからさらに、どういった効果があるのかを自身の経験として
身につけて行くことになるでしょう。

僕の場合、キッズショーというのは恐らくお断りすることに
なると思うんです。その自信はありません。
あくまで飲食店に親と一緒に来ている子供の対応方法
およびどうしているのか、ってことになります。

既に、この辺のことに触れている記事もありますので
そちらのリンクも載せておきますね。
http://restaurantmagic.biz/6024.html 「子供へのマジックはお好き?」

まず、基本的なこととして、子供は不思議に対して
曖昧な境界線を持っているという事です。

こちらが思うよりも、彼らはファンタジーの中に生きているわけです。
なので、無理に不思議を投げ込もうとしても、まあ大抵は
範囲外の情報になって、効率的ではないと思います。

また、覚えるという行為もまた、得意ではないと思っておいた方が
いいでしょう。
数を数えるくらいはともかくとして、カードを覚えるなんて
難しい作業です。

さて、ではどうするのか?

なんでも試してみればいいと思うのですが、個人的には
ビルアボットの「The Shadow」が好きです。

カードのカラーチェンジなのですが、子供の力でカードが変わる
という流れです。
もちろん異なるカードであるという認識は必要になるのですが
赤と黒とか数字と絵札とかなら、覚えるという所まで行かなくても
雰囲気の違うものになった、というのは認識できるかと。

で、ビルアボットは手で影を作らせるのですが
もっと強力な道具がありまして(笑)

「魔法使いの杖」です

これ、ボタンを押すと音と光が出る杖ですが
これでカードにおまじないをかけると変わる、とかしてあげれば
1粒で2度おいしい的な状態になります。

こちらが特に何もしなくても、ボタンを押して楽しんでくれるなら
それで十分です。

この杖と、カードのカラーチェンジとか
コインの移動現象とかなら
かなり分かりやすくなって、いいと思います。

子供が主役にもなりますしね。

今のご時世ではあまり熱心にお勧めできないものかもしれませんが
スポンジボールなどもリアクションは大きいですね。

ただ、この時のリアクションの理由を勘違いしていると
どこかで痛い目に会いそうなので、ご注意くださいね。

ツイッターに載っていた万博さんのつぶやきです。

スポンジを握り、演者から相手に移動して喜んでいる、と思っている人も
多いと思うのですが、僕はそう思っていませんでした。

移動ではなく、単純に増加現象だと認識しているのではと考えていたのですが
もしかするとそうではなく、単に手を広げたら、握ったものがあって
さらにもわ~っと広がっているのが面白いから、くらいではないのかな?と。

万博さんのこのツイッターは、非常に学びになりました。

もちろん、不思議を十分に理解している子もいると思うのですが
そうではないことも多いのではないか?という事です。

ですので、そういった場合には、無理に不思議の手順を続けるよりも
握って開いてを楽しんでもらった方がいいってことです。

まあ、レストランに親とくる位の子供は、食べたい物などを
自己主張できるくらいになっていますし、数量の概念
ある程度の自然法則も理解してくれているので、ここまでではないのですが
それでも、小さな子の場合、喜んでいる部分が違っている可能性がある
というのは理解しておいていいでしょう。

子供のうちは全能感がありますので、演者が手順を進めていって
適度におまじないのウォンドのボタンを押してもらう、というのでもいいと思います。

あと、注意点としては、どういったことで怖がってしまうのかは
結構差があるってことですね。

僕はカードが動くってことをしますが、それを怖がる子もいますし
食いついてくる子もいます。

ですので、その辺は自分できちんと経験を積んでいくのがいいでしょう。

先日はカードタトゥ―を演じてみたのですが、怖がるというか
若干引いていたのは感じました(笑)。

まあ、傷みを感じる部分もないですし、痛そうでもないですので
何ら子供に演じても問題はないものだともいますが
演出の仕方によっては、傷みを想起させることもあり得ますので
そのあたりはご注意ください。

そうそう、これもどこかで書いていることなのですが
(メルマガかもしれませんが)
子供にお手伝いをしてもらう際には、年下からではなく
年上からお手伝いしてもらいましょう。

こうすると、まずは年下の子は、年上の子のふるまいを見て
学ぶチャンスができます。
また、年下の子からお手伝いしてもらうと
「マジックは年下の子のレベルのもの」
と感じてしまうことがあるので、そうではないことを分かってもらうためにも
大きめのお兄ちゃん・お姉ちゃんから手伝ってもらいましょうね。

で、無理そうなら、ちゃんと大人に振るってことも大事です。

先日はロープカットの手順である程度の年齢の男の子に
手伝ってもらったのですが、一発でロープが切れなくって
申し訳ないことしたなあ、と。

子供の手は小さいですし、力も小さいです。
切れるはさみは大きくって重いこともあるので
その辺はバランスを考えていかないと、ですね。

先のとがったはさみだと、危ないこともあるので
出来ればあまり先のとがってないタイプのものの方がお勧めです。

まあ、どんなことが効くのか、少しずつでも試してみることも大事ですので
怖がらずに、危険が無いようにしつつ、チャレンジしていきましょう!


 
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