手の中に隠すもの、その色は? | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

手の中に隠すもの、その色は?

header1マジックでは様々な
仕掛けを使用します

手の中に密かに隠し持って
なんてものも多いわけですが
これに関しての、ちょっとした知恵?
になります
 
もちろん、いろいろな考え方は
あるとは思うのですがね
 
さて、手の中に隠し持って使うタイプのギミックが
あったとして、それをどんな色に塗りますか?

これ、ステージのギミックでも
クロースアップでも同様だと思います
至近距離だから、とか距離があるからとか
ではなく、基本的な考え方だと思っています

 
確か、トミーワンダーのDVDである
ビジョンズ・オブ・ワンダーで見たと思うのですが

ま、ということは、ブックオブワンダーにも書かれている
はずですね

で、そのなかで、トミーワンダーが
「手の陰にくるものに関しては、黒く塗っておく」
って言っていたはずです

彼の手順で、指輪と時計とお札が無くなるものがありますね
非常に手の込んだギミックを仕掛けてあるのですが
その途中で手の中に、ギミックをにぎる所があります

その際に、黒くしてあるのです

インタビュー相手である、マックスメイビン氏も
「ここは肌色じゃないの?」
みたいな感じで質問しているのですが、トミーワンダーは
かなりはっきりと

手の陰にくるものに関しては
肌色にするより黒くしておいた方が
目立たない

と言っています

これは、至近距離であっても、変わらない考え方だと
思うんです

あくまで、見えないように使うことが前提で
見えたとしても、手の隙間から見えるような感じで
その場合には、肌色よりも確かに黒い方がイイと思います

ただ、昔から作られているギミックだったり
こういった理論を知らない方が作られたものだったりは
肌色になっていたりします。

変に光沢の差などがある肌色よりも
艶消しでの黒の方が、ギミックは見えにくいと思いますので
もし自作する際には意識してみてください


 
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