アンケートに関して：出来ているのか・・？ | レストランマジック研究所 　戦略と戦術をお持ちですか？

さて、コンテンツを
ご請求していただいた際の
アンケートに関してです

以前にも同じようなことに
お答えしたとは思うのですが
独学ですと本当に出来ているのかの
確認が難しいです。
　
　
まずですね、この判断ができているだけでも
十分に冷静な方です
大抵は、ちょっとできるようになったからって
日本一のマジシャンにでもなったかのような自信で
どんどんマジックをしていったり、人に見せますからね

「おれ、パスなんて3か月でマスターしたぜ！」
なんていう人も、多くないですか？

じゃあやってみろって話でね
こちとら、20年くらい時間をかけて頑張ったって
相当注意しないと、実際の手順中で適切に使うなんて
難しいんだから

もちろん、才能のある方は、3か月で行けるのかも
しれませんが、そんな人ならあっという間に
この世界で有名になれると思いますよ

さて、話を戻して真面目にお答えしましょう
と言っても、僕の話ではなく、とあるブログを紹介します

【いつまでたってもダンスが上達しない生徒の共通点】
福岡でダンサーをされている方のブログですが
ここに1つのヒントが隠れているのかと

いや、ヒントではなく、回答かもしれません

どの段階で出来ていると判断するのか、正直そこは非常に難しいです
なぜなら判断は自分でするものだからです

常にゴールはないということ、そして常に自分に厳しくという
スタンスがあれば大丈夫でしょう

もう１つ、なんとなく感じておいて欲しいこととして
マジックは何段階かに分かれているような気がします

１、まずは手続きなどを理解できたレベル
２、その手続きを、一通り通せるレベル
３、そしてきちんと演技をする、というレベル

大抵の人は2のレベルを「出来た」というと思います
でも実際は3のレベルまで行ってこそ「出来た」というべきです

2のレベルは出来るのスタートに立った、位でしょうか？
または身体的に「分かった」レベル

1は、知識とかイメージレベルでの理解ですね
でも、ここをすっ飛ばしたりするから、後々大変になるんですよ

この現象は「移動」なの？「変化」なの？
そしてあなたは何を強調すべきなの？
など

よく言うことですが、体を適切に動かすには
適切なイメージを持っておくことが大切です
ですので、1は外せないルートです

そして、そのうえで、体をイメージ通りに動かしていく
という作業になるわけです

もちろんこれがまた、大変な作業なんですよね

思った通りに体が動かないですからね、通常
先のブログの、自己採点が高い人って、自分の頭のイメージと
実際の自分の体の動きの差が分からない人ってことです

これは痛い！　子供ならまだしも
大人で、マジックやって、下手に現象が起こったりして
皆が驚いちゃったりするから、よけいに痛い（笑）

そして、考えなくても体が動くようになって
さらに演技として磨きをかけていく、って感じでしょう

まずは、ゴールは無いということ
そして、常に冷静に、頭を使って自分を見ましょう
ってことです

これが分かっていれば、独学でも変な癖がつきにくいはず

もちろん、ベターはきちんとした先生に習うことなので
良き先生を見つけてみてください