新型コロナによるホテル療養の流れ
今なお猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、守りが甘かったのか
残念ながら陽性になってしまいました。
（追記：9月21日現在 無事に退所をしております）
マジック関連の知り合いの方も、中にはかなりの重症になってしまった
方もいますし、おそらくは陽性反応が出ても全く体調変化がなかった方も
いらっしゃるかと思います。
あくまで僕個人のコロナ陽性に対する身体的な反応のして
高熱、頭痛、のどの痛み、咳、食欲不振、倦怠感など
ある意味でフルセットで来ました。
そして、現在ホテルに隔離されての療養となっております。
いざなってみないと分からないことや、準備しておいた方がいいこと
コロナによるホテル療養とはどんなものなのか？等
この先でもし陽性者になり、ホテル療養などを希望する方へ役にたつよう
情報を載せておきたいと思います。
小林は現在横浜市の市民であり、もちろんお住まいの土地土地に置かれて
若干ずつ異なる部分もあるかと思いますが、流れは十分に理解できると
思います。
・体調の変化
小林の場合、かなり急に節々の痛みなどがきました。そして倦怠感ですね。
そりゃあ発熱すれば、そうなるだろうと、大して重要視はしてなかったですが
その後の発熱の仕方が、尋常ではなく普通の風邪薬では太刀打ちできませんでした。
いわゆる、解熱鎮痛剤でないと体温が落ち着かない状態です。
土曜日に医者に行くように言われたのですが、その際には少し落ち着いてきたので
経過を見ていました。昼の間にひと段落して、まあこれ以上は悪くならないだろう
位に思っていたのですが、夜になったらどうも発熱がまた奇妙な挙動をし始め
日曜に見てもらおうと思いました。
自分の住んでいる地域で日曜も対応してくれるような所があったのですが
（日曜にやっている診療所、って感じです）
朝一で行ってみて「1日分のお薬を出すことしかできませんけど・・」と。
正直、診断もしてくれて薬も出してくれて、検査もしてくれるだろう
と思っていた僕にとっては、残念で仕方ありませんでした。
まあ、大抵の病院は日曜休みですし、結構でっかい所でないと
その場で診察、PCR検査等一連の流れをやってはくれないでしょう。
本能的にこの日曜の段階で、薬の処方とPCR検査をやってもらわないと！
と思ったので（薬が無いとかなり苦しいだろうなあ、と思ったのと早めの結果が欲しい）
検索をかけて「コールドクター」というサービスを使いました。
最近はこの手のサービスがいくつかあるようですが、お医者さんが
こちらに診療しに来てくれる、というもの。
PCR検査をしたいこと、高熱などの薬をいただきたいことを伝え
その日の午後お医者さんがやってきました。
そこまでに、僕は一定量の唾液を確保しておく必要がありました。
検査キットにその場で入れて、検査に回すためです。
具体的にどうしろ、というのはほとんど指示が無いのですが
僕の方法としては、小さいビニール袋を口に当てて
溜めてみました。比較的やりやすいと思うので、参考にしてください。
ちょっとした問診（前もっての電話での問診がしっかりしているので、問題ないと思いました。）
お薬の説明、そして唾液のサンプルをキットに。
最後にパルスオキシメーターと聴診器で少々音を聞いて。
時間としては大したことないですが、日曜日にどの病院もやってない中
来てくれて、診療もお薬もあるのはありがたかったです。
結局お医者さんに診てもらったのは、このタイミング位です。
陽性の場合、翌日22時くらいに電話が来ます、と。
陰性の場合には、ショートメールのみです。
僕はこの時にもまだ陰性だと思っていました。
・結果の告知からその後の療養の流れ
結果として、月曜の夜遅くに電話連絡あり、陽性反応がでましたと。
すぐに保健所にも連絡が行くので、これから先の行動に関しては
保健所の方などとご相談ください、とのことでした。
保健所からの連絡は明日にはいくと思いますが、場合によっては2，3日
かかることもあるといわれ、これが世の中で有名になっている
保健所の対応の遅さの一端か？と不安になりつつもその日は寝ました。
翌日、ありがたいことにすぐに保健所からの連絡があり
簡単な確認事項と、横浜市はラインで管理をしているんですかね？
体温とかそういった必要な情報に関して教えてくれました。
この段階で、パルスオキシメーターが無かったので、送ってほしいことを伝え
自宅療養の流れだったので、食べ物を送ってもらう手続きもとりました。
（もちろん、両方とも無料です）
その後は、医療チームの方が連絡をしてきて、具体的な事柄を
決めて指示を出してきます。
正直、38度近い熱がある人間に、あれだけの情報を投げ込んでくるのは
あまりよくないような気がします。
これ、お年寄り対応とかだと、かなり大変になってくるとおもいますし
その段階で入院に切り替えて対応を進める位の事をしても
いいと思います。
正直、この段階では「療養」しか選択肢を示してくれません。
パルスオキシメーターなどの数値がヤバかったら、こちらにお電話ください
くらいで、正直最初の段階でカクテル療法とかできるなら、そっちに一気に
流して重症化へのリスクを減らしていっていいのでは？とは思います。
例えば、僕の場合同居している人として、お義母さんと伯母さんに当たる方が
いらっしゃいます。両名とも結構な高齢なのですでにワクチン接種済みだったのですが
僕が陽性になると、この方々は濃厚接触者になってしまい
14日間の不要不急の外出はしないように、PCR検査を受けないといけないのです。
近くの病院はここですので、連絡して検査の予約をとってくださいと。
だから、38度台の熱がある人間には、それらの情報を理解し
お義母さんたちにお伝えするのは大変ですけど・・
まあ、何とか説明して、その日のうちに検査を受けられたようで
ホッと一安心でした。
重要なポイント
10日間の隔離期間
体調の変調を感じた日から10日経った日をが隔離終了の日となります。
僕の場合には10日だったので、20日までおとなしくしていればいい
ということになります。
もちろん、それで終了になる条件は存在していて
発症日から 10 日間経過し、かつ、症状軽快後 72 時間経過した場合
つまり、酸素・パルスの方も落ち着けば、10日後には自由だよ！ってことです。
最後になにか検査があったりしないんですね。
それなりの数の感染者を対応してきて、今このようになっているようです。
これは、自宅療養でもホテル療養でも変わらずのようです。
数値だけではないのでしょうが、基本的にはこれらの数値から
十分に療養ができているのか判断できるのでしょう。
ホテル療養の条件
実はホテルでの療養を希望する場合、条件がいくつかあるようです。
ケアをしてくれる人がいないとか、高齢者がいるとか
3つほどあって、それらを満たしたうえでホテルに行くかどうかになるのですが
僕の場合1つ位しか当てはまってないにも関わらず
お願いします、申請してください！と強く出ました。
少々諦めてもいたのですが、なんとホテル療養可能になり
翌日からホテルでの隔離状態になりました。
また、ホテルの場所も、それほど遠くない所だったので諸々と
ありがたかったです。
ただ、ここで少々？なことを言われまして
ホテル療養でこういった物を買っておいた方がいい、等と
言われたのですが、僕が出られるわけではなく
お義母さんたちも濃厚接触者なので、下手に外を出歩いていいわけではなく
でも、物を買ってきてもらってください、って結構な頓智だなあと。
ネット通販を使えばいいのかもしれませんが、家を出るタイミングまでに
きちんと届くのかはちょっと微妙では？と。
正直、マニュアル的な対応をすることでいっぱいになっているのかなあ
と思った次第です。
ホテル療養スタート
翌日、指定の時間に車がやってきて静かに乗り込み、ホテルへ向かいました。
クリップボードに数名分の情報がかかれていたようなので、同じように
迎えに行く人が、この車だけでもあと数名いたってことでしょう。
人とは一切非接触で部屋に入り、療養がスタートです。
正直言えば、まともにご飯を食べることも難しかったですし
シャワーも自由に浴びられない状態だったので
こちらの方が自由度は格段に高いと思います。
もし体調が急変した場合には、医療対応のスタッフがいるので
その辺も心強いとは思います。
ホテルにもよるかもしれませんが、アメニティ類は結構しっかりそろってます
無くなったら、自分で補充もできますし。
シーツなどの替えはないですが、タオルの替えはもらえるはず
安全のためにタオルを持ってきたのですが、そこは杞憂でした。
1つ怖かったのがお弁当なのですが、よくも悪くも想像通りで
健常な方が食べる分量なんですよ。
今の僕には量多過ぎます！
リクエストをすればある程度コントロールはしてくれるようなのですが
陽性になると、味覚障害も生まれやすいと思いますので
余計に食欲はわかない感じになるかと。
ホテル療養に関して、検討している方は参考になったかと思います。
ぜひ、できるだけ速やかに、体調を回復してあげてください。
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