コンビネーションで打つべし!
マジックの学び方って
難しいと思うのですが
その理由の1つは「一定の流れ」を
作っていかないといけないから
技法の1つ1つは、楽器で言えば
短音を出しているようなものだと
思っています
音ではあるけど、曲ではありません
そして、マジックをやってみたいという人は
曲を弾けるようになりたいってこと
となると、まずは音を出せるように
なってないとダメですし
リズムが取れないとダメでしょうし
右手と左手は別の事をしてるでしょうし
場合によっては足も使わないと
もちろん、短音を連ねていくことで
何らかの調になることもありますが
大抵の場合、そうは簡単ではありません
で、多少曲が奏でられるようになると、自分でも
ちょっとした曲ができるようになっていきます
僕はギターとかほとんどいじったことありませんが
ある種、ベタなコード進行とかあるわけで
それを変形させていくってことが可能になる感じ?
1つ1つのコードって、マジックだと現象になってくるでしょうか?
和音を引くと、結構曲っぽいって感じになりますよね
1発ネタでも、この進行を上手くつなげていくことで
単発で行うよりも、効果的になっていくわけです
この辺が、センスと言われることがらになってくるのかも
しれませんが・・・
例えば、それそのものだったら、単にモノが消える・出る
のようなギミックや商品があったとして
それを上手くつなげることで、大きな曲になっていくわけです
具体的な例として・・
マッチ箱から、真鍮のブロックが、どんっ!って
出てくるトリックがありますよね。
一時期結構流行ったものだと思うのですが、嫌いではないですが
なんか手が出なかったんですよ
でも、ギャレットトーマスの手順で、これを使っている
手順がありました
最初は、いわゆるパズルチックな物として
このトリックを行います
まあ、彼はルービックキューブも好きで、演じる人なので
この辺も違和感がないでしょう
そして、カードの手順に入って行くのですが
気づくと、その真鍮のブロックが現れます
最初何のことか分からないのですが
相手のサインカードがマッチ箱の中にあるのでは?
と考えて、開けてみると確かに折りたたまれたカードがあり
相手のサインカードなのです
このDVDを見た際に、ようやく使い方が分かった!
と思いました
単発の現象、ある種の一発ネタをそのままやっても
いいのでしょうが、このように手順後半で
伏線になっていたことを示し、回収できると
インパクトは大きいですよね
一発ネタだから、下らない現象だから
なんてことで、そういったトリックを手にしない人も
多いかもしれませんが、それはもったいないですね
手にしてみて、何かインスピレーションが出てくれば
オリジナルな曲を奏でることができるように
なっていくはずです
面白そうなものに関しては、あまり期待しないで
手に入れてみることをお勧めします
手にしないと、新しい刺激が生まれないですから
単発ではなく、コンビネーションの一手として
手順に入れることで活きるトリックってあるでしょうから
いろいろと手にしてみてください
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