あなた・・本気ですか! | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

あなた・・本気ですか!

マジックを始めて、17年位でしょうか
今までに、コンベンションでショーもしましたし
コンテストにも出てきました

コーナー司会もやらされましたし、レクチャーの通訳まで
やらされました
(やらされましたと言っても、結局は好きでやっているんですけどね(笑))

やっぱり一番緊張したのは、コンテストでしょうか
後は多少の失敗をしたとしても許されますので

まあ、現にIBMパーティーではフルスイングで失敗していますし(笑)

そんなことはさておき、コンテストという場は特殊ですし
もちろん緊張する場だからこそ、準備はしていくわけです

先日、フォーサイトのコンテストがありました
最終目標地点として、UGMのクロースアップコンテストへの推薦と
そこでの入賞を狙っていけるマジシャンの養成です

僕は全くコンテスト風景を見ていないのですが、正直あまりレベルが
高い戦いにはならなかったようです

まあ、今回は予選で、次に志木で行われるコンベンションで本選
そして、UGMという流れですので、先日のものはふるいにかけることが
目的ですので、それは問題ないのかもしれません

でもですね、あまりにもコンテストを舐めているのでは?
と思うような事をたくさん聞きました

例えば、コンテストの条件ってありますね
演技時間は10分以内が普通です
これは短すぎても問題です、6分とか7分ですと
審査対象から外されることがあります
もちろん長くても外されます
(これは経験済み、浪速のコンベンションでタイムオーバーしました)

もし、主催が時間に関して言っているのに、それを守れないようなら
出場資格さえないでしょう
ちょっとオーバーしてしまう(11分になってしまうとか)は、まだ
分かりますが、短いのは論外です

ただ、こういった点は主催によって少しずつ違いますので
きちんと確認しましょう

それ以上に問題があります
「コンテスト」であることをわかっていない人が多いのです
(昔の自分にもいえることですが)

人に評価してもらうんです、それを前提に手順を作らなければいけない
ですし、演技をしなければいけません

この1点を考えるだけでも
服装をどうしたほうがいいのか
演じるトリックをどのようにすればいいのか
セリフをどのようにすればいいのか

少なからず、対処が見えるでしょう

もっと言えば、周りにコンテストに出たことがある人くらい
いるでしょ?
その人に聞けばいいだけです

「そんな友達は・・・・」
なんていう人いるかもしれませんが、ミクシーもフェイスブックも
あるでしょ、話を聞くくらいなら、どうにでもなるはずです
ブログに書き込んで聞いてみるとか
手はあるわけです

それをしない、つまりはノープランで戦いに臨むって・・・
「あんた、バカ~!?(アスカ風)」

はっきり言えばコンテストにもジャッジメントの方にも失礼です
ある意味で、人間的な常識を先に身につけるべきです
そして、先人に聞く、という極めて合理的な手段を取るべきです

有能な先人の方々は、謙虚で思慮深い若手を非常にかわいがってくれます
もしかすると、そういった存在になる方は、コンテストに出るよりも
いろいろと効果的かもしれませんが・・・
(むしろ、コンテストよりも難しいかもしれませんが・・・)

これは、現実の場でも同じです
既に様々な経験をしている人たちから、ダイレクトに知識を吸収できます
DVDや書籍を通すことで、相当量のものを手に入れられます

僕がいろいろな経験ができたのは、こういった手法を取ってきたから
どのようにすればいいのか、何ができるのか
あらかじめの情報なしに、行ったことはありません

司会をする時なら、やっぱり誰かの司会を思い出したり
ストーリーラインを考慮していました
ショーを行う時でも、だれかのベースが確実にありました

だから、いろいろとできたのです
だから勉強しよう!と言っています

レストランマジックでもこれは同じ
既に多くの事柄が文献になっています
是非先人たちから、勉強をしてみてください
こちらからどうぞ → 「レクチャーノート」

無料の情報もあります
レポートのダウンロードができますので、こちらも合わせてどうぞ
切磋琢磨する仲間がいれば、さらに特別なレポートも手に入ります
こちらから → 「無料レポート テーブルアプローチ」

是非本気になってみてください


 
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この記事のコメント

ご投稿ありがとうございます
レストランマジック研究所小林です。

まず、野島氏の意見に対して、僕自身何ら反論はありません。
もっともな考え方だと思います。
そして「採点する」ということと
「審査対象からは外す」ということに少々の差があります。

まず、どこの段階の時間を測っているのか
という部分があるかもしれません。
野島氏の7分は「理想状態での演技時間」なのではないか?
という風に思います。

野島氏の、ミスのリスク、という言葉からも
理想状態の時間を示していると思うのですが。

通常コンテストに出ると、実際の演技時間は練習の際より
伸びることが多いものです。
しかも、1分以上伸びることさえあります。

テーブルまで歩いていくのか、テーブルについているのか
お客様のケアや、道具のセットに関して等
思った以上にイレギュラーなことが本番では起こります。

そう考えると、7分ちょっとの手順にしておいた方が
良いでしょう。

僕の「6分から7分」は実際に本番のコンテストで
演じている際の時間です。
この時間での演技では、実際のマジック時間を算出すると
5分無い可能性が大きいです。

これは「真面目にコンテストに挑んできたにしては、短い」
と判断されても仕方ない時間だと思っています。

長い分には・・というのは、解釈の仕方によって
短くすることは可能だからです。
海外の大会なら、通訳に時間がかかったとか
お客さんが出るまでに時間があった、とか
理由はつけられるので、多少のオーバーは
修正が可能ではあります。

ただ、短い分には何も対処しようがありません。
ですので、野島氏も私も、とにかく短いのはダメ
という部分では一致してる意見です。

もし練習段階で7分の演技なら
本番では長くても9分台で大丈夫でしょう。
ならば、僕の意見と野島氏の意見の矛盾は
ないと思います。


そして、大きな大会になると、全員を平等に審査
というよりも、下馬評によってある程度見る人を絞ってくる
場合があります。

審査員も人間ですので、当たり前ですし
心証というものもありますので、演技時間が短いのは
あまり良くないということです。

時間が短いなら、採点はされているでしょうけど
入賞に対しての審査の対象には上がってこない(点数的に)
と判断されてもしょうがないと思います。

演技している時に、審査員がペンを置く
ということは、無いことではないんです。

コンテストですので、上位者のみ決まれば
基本的には問題ありません。

最近のFISMはコンテスタントの得点が
出るようになりましたが
審査員個人のものではなく、平均値?というか
調節済みの得点ですので。


どうでしょうか?
僕自身、野島氏の意見と矛盾をしているとは
あまり思いません。

僕の方が少々きつい見方をしている事
コンテスト審査の裏側から見て(審査員の感情的部分)
が加味されている?感じでしょうか?

どんな意見であっても、絶対の正解は無いと思いますので
妥当な範囲を見つけ、そこを進んでみてください。

レストランマジック研究所 小林
こんにちは。学生でマジックをやっている者です。1つ気になったので質問させて下さい。
"演技時間は10分以内が普通です
これは短すぎても問題です、6分とか7分ですと
審査対象から外されることがあります
(省略)
ちょっとオーバーしてしまう(11分になってしまうとか)は、まだ
分かりますが、短いのは論外です"
という部分なのですが、半年前野島伸幸さんの"コンテストに出る前に"というレクチャーで、"減点方式があるからミスのリスクのために演技は短い時間が良い。Fismが5~10分、UGMは7~10分なので7分台のアクトを作れば問題ない。"とおっしゃっていました。この記事と矛盾を感じたのですが、野島さんの意見はどうお考えですか?もしかして、短すぎると問題というのは◯分以上という決まりがないコンテストの場合ということですか?ご教示願います。

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