ミスコール:その説得力と処理 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

ミスコール:その説得力と処理

カードマジックの
コンセプトとして
「Two-Tops」という
ものがあります
 
この分野に関して既に
コンテンツをリリース
しております
 
どういったコンセプトかと言えば
「テーブルに2人だけ」
という状況のことを示します
 
まあ、大抵はこの状況だと男性2人とか
女性2人とかではなく、カップルなどを
意味しているわけです
 
つまり、普通の人間関係よりも
少々意味合いの濃いものだったり
または濃い状況になりたいと願っている?
状況だったりするわけです
 
なので、この関係性の強化に対して
ほんの少しでもお力になれれば
というわけです
 
基本的に、相手に作業をしてもらうのは好みではないのですが
こういった状況下においては、その作業さえ
演出としてきちんと意味を持たせることができ
現象が強化されるなら、もちろん作業してもらう意味が
出てくるわけです
 
パッと見た限り、普通のトリックに見えたとしても
このTwo-Topsのコンセプトの下で変形できるなら
面白いものになる可能性があるわけです
 
そういったことからも、いったん読んだ本
覚えたトリックに対して、意図的に視点を変えて
取り組むことがあります
 
そんなこともあり、先日いくつかのトリックをいじっていました・・・
 
コロンビニのカードマジックなのですが、そのまま演じても
意味のないように見える動きが多いなあ・・・と
思えるトリックでした
 
作業的には簡単ですし、現象の達成方法も興味深いので
そのままほっておくのはもったいないと思い
何か手は?と思っている際に、Two-Topsのコンセプトで
切ってみることができるだろうと
 
2枚選んでもらって、互いに当てるっていうのでもいいのですが
いや・・・1枚だけにしたほうが、楽じゃないか?
と考えたり
 
そんな中で、カードのカードの移動現象を付け加えることが
できるんじゃないか、と思い、その方法も
妥当なレベルで行けるはず、と
 
その手法の一部として、相手が選んだカードが当たっていると
ミスコールする、ということで説得力が上がると思ったのです
 
単にファンにして1枚を指してもらい、そのカードのフェイスを見て
ミスコールするという手でも、効果はあるかと思うのですが
どうもそれだけだと説得力がないかなあ・・・と
 
なので、当たっていると錯覚させるために
単に指さしてもらうというのではなく、ひっくり返って現れる
とした方が説得力があるかと
 
更に思ったのは、このリバースの作業ができるだけ分からないように
行いたいなあ、と
 
普通にブラウエでもいいのですが、もっと何らかの動作の中に
紛れ込ませられないものか?と思い・・
ただ、元のトリックの中でもリバースする部分があって
一応動作の中に紛れ込ませてある状態に
 
単にミスコールだけではなく、ひっくり返しておくだけで
カードが当たっているイメージは、かなり強くなるかと思います
 
そしてもう1つは、移動先のパケットからひっくり返って現れる
ってことで、手元のパケットにそのカードが無くても
何ら問題無くなるわけです
 
まあ、調べる人もいないでしょうが、安全のために
本当はなかったという証拠は隠滅される状態になるわけです
 
ピークの技法に対してミスコールを使い
そして、カードのコントロールやフォースを合わせていくことで
色々と手順は作っていけると思いますので、ぜひ色々と考えてみてください


 
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