ヒンバーワレットひっくり返し方考 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

ヒンバーワレットひっくり返し方考

諸々のタイミングから
現在ヒンバーワレットに関して
少々資料を当たっているのですが
まとまっている物は
確かに少ないように感じました
 
まあ、だったら自分の頭で考えれば
イイだけですので、ゆるゆると考えている所です
 
財布の持つ機能のうち、一番重要ともいえることは
中にある物等をスイッチする
という部分
 
このためには、どのように財布を開けるのか
という点が大切になってくるわけです
 
これは同時に、間違わずに開ける、ということとも
関わってきます
 
そのために、マグネットロックがかかったり
またはフジマジックのダブルワレットのように
方向が変わらないという機能を兼ね備えている物が
生まれたりするわけです
 
まあ、基本財布ですし、相手に触らせるものでもなければ
相手に開けさせるものでもないと思いますので
(そういった事をした段階で、仕掛けのあるマジック道具と判断されてもしょうがないような気がするのは、僕だけですかね?)
いわゆる一般的な、ヒンバーワレットでだいたいの場では事足りる
わけです
 
さて、では開け方なのですが・・・

大抵の場合、手に持ったままおまじないのような動きの中で
ひっくり返すということが多いと思います
 
この使い方は
「即座に変える」
場合には問題ないかと思いますが
いつの間にか変わっている、という感じの流れなら
自然な動きの中で、開ける場所を変えないといけませんね
 
それに、いくつもの方法を覚えてしまうと
それらが絡まって、思わず開ける場所を間違える
ってこともあり得ます
 
そこで思ったのは、テーブルがあって、そこへワレットを置く
という状況なら
右手は右から、左手は左から
などとしておけばいいんじゃないの?ということでした
 
ワレットをテーブルに置いて、利き手で開けてみてください
恐らくはワレットを上からつかむようにして、端を上げると
思いますが、親指側からでも、指先側からでも
上げられるわけです
 
動作的な部分として、どちらから開けたとしても
不具合も不自然もなさそうです
 
なので、右手で開ける時には右側から指先で
左手で開ける際には、左手の指先で開けるようにしてみては
いかがでしょうか
 
手順上、テーブルにワレットを出し、開けます
この際の方向は十分に注意してください

その後で開ける際にどちら側から開けたいのか
ということを考えて、閉じたらテーブル上を
ワレットを滑らせるようにして、右か左に寄せれば
良いと思います
 
右利きで考えるなら、右手でワレットを取り出し開けます
指先側で開けて、中にカードでも入れたとしましょう
 
左から右に閉じたとして、次は別の面を見せたいなら
左に寄せておけばいいわけです
自然と左手の指先で開けるでしょうから
 
慣れれば、親指側と指先側と覚えて
ワレットそのものを動かさなくても
間違えなくなるかと思いますが
物理的な位置関係から、開ける方向も分かるなら
安全だと思います
 
これはワレットそのものをひっくり返さずに
開ける方を変える、というスタンスでの方法です

もし、ワレットの面を変えるなら
開ける方(開ける側)は同じになるわけですから
常に面を変える、という手順にしているなら
それはそれで、楽かもしれません
 
ただし、面を変える動作は
案外大きいと思いますので
それをどのようにコーディネートするのか、そこが
ポイントです

手から手に渡すのもいいでしょう
何気なく手を返してしまう、というのもいいでしょう
そして、裏返すような動作でなくても
実は前後を入れ替える動作でも、同様のことが行えます
 
ただし、先にも言った通り
こういったものは複数の方法を覚えるのではなく
1つの方法をしっかり守る、というのが
安全だと思います

あくまでワレットの開け方の部分だけですが
考えなければいけないことは多いものです
ただ、体に覚え込ませてしまえば
自動的になる部分でもあります
 
ココが練習のし甲斐のある部分ですので
意識してみてください


 
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