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マジックの難しさ:その一端

140617jayrobike-03マジックを学ぶチャンスって
思った以上に意外に多いのですが
それをものにできる人は
思った以上に少ないわけです

夏休みなどだと
複合施設などでマジック教室が
行われていたり
近くの公民館などで
カルチャーセンター的に
マジックを学ぶことができたり
なんて感じです

人から習わなくても、インターネットで道具を
注文して自分で嗜むということも
簡単になっています

でも、どっぷりとマジックに浸かっている
マジシャンから見てみると、どうにも
おかしなことをしている人も多いもの

個人個人の楽しみ方次第ですが
でも、もっと見ている人を驚かせることも
できるのにもったいないことをしていたり

明らかにテクニックを間違って身につけていたり
などということもあります
 
マジックを身につけるって
自転車に乗れるようになるのと、似ているような
気がしています

自転車は
ペダルを踏み、前に進むパワーを作りつつ
ハンドルや体でバランスを取りつつ
視界の状況を目で確認するわけです

これらをいっぺんに行おうとするので
最初は自転車に乗れないってことになります

まずは軽い坂道を下りつつ、バランスを取る練習
それができたら、1回ペダルを踏んで、推進力を作りつつ
バランスを取る練習
そして、ペダルを踏みつつバランスを取る練習
と、段階的にした方が、簡単に乗れるようになるそうです

マジックもこれと同様で
右手、左手、視線、言葉、思考は
全てバラバラに動くことになります
まずはこれらを理解することから始めて
だんだんとコントロールできるようにするのが
結果的にベターな方法だと思います

例えば、カードのカウントの場合には
右手と左手の力加減や、行うことが異なります
まずはそこができるようにします

恐らくその際には、視線は手元を見ているでしょうから
今度は視線を外しても可能な状態にしたり
相手に見える角度を意識してできるように

そして、そこへセリフがついて、マジックになってく
感じでしょうか

新しいテクニックを身につける際に、マジックになれた人は
マジシャンの動き全体を観つつも、こういった小さな
部分に分けながら理解し、再統合していくわけです

でも、慣れてない人は、全体を全体のまま一気に
受け止めようとします
そりゃあ、いっぱいいっぱいです

なので、どこかがおかしなことになっていても
他のことに意識が行っているために、本人は気がつかない
ということになってしまいます

経験的に、まずは体の動きを個別で理解し
覚え込ますことが最初だと思います

意識しなくても、手が動くようになれば
視線や思考を他のことに使えるようになりますので
全体を行えるようになっていきます

カードのカウントなどを不得意にする方が多いと
思いますが、大抵の場合には
両手の動きを意識しないとできないレベルだから
というのがあると思います

自分の体の中に、エルムズレイならこう
ハーマンならこう、などとすでに動きが
記憶できているなら全体の手順や観客の動きに
意識を払えるようになっていくはずです

カウントに関しては、どういった動きを体に身につけて
おけばいいのか、コンテンツにしてあります

右手の具体的な仕事、左手の具体的な仕事
分けて考えると、実は意外にシンプルで
その理解ができれば、新たなカウントを身につけることも
簡単になります

こちらから、ご確認ください
⇒カードカウント&サトルティ コンテンツ


 
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