ハーマンカウントについて、少々
さて、マジックのことに戻りましょうか
東京堂出版から、カードマジックカウント事典というものが出ています
僕が訳し、トンさんが監訳してくれているものだと思いました
原書はカウントシソーラス、ラッカーバーマーの本です
この辺まではどこかに書いた気がしますが・・
過去記事の「カードのカウント そのコツと注意」ですね
実は多少の研究結果を発表しないといけないことになり・・・
まあ、それほど深刻なものでもないので、ずっと思っていたハーマンカウントに関して
少々そこで述べておこうかと思っています
これも、どこかに書いたような気がしますが
ハーマン自身の方法を行っているマジシャンは、今ほとんどいない、ということです
これはポジションがどう、とかグリップがどう、というものではありません
詳細はやっぱり東京堂の「ブラザージョンハーマンのカードマジック」を
お読みいただきたいのですが
適切なタイミングで「間」を取らなければいけないのです
これを正確にやっていたのを見たのは、故トミーワンダー位です
彼のワイルドカードルーティーンではハーマンカウントを行うのですが
きちんと間を取っています
ビドルグリップでのハーマンは、これをしないと、ばれる可能性が格段に
上がるような気がします
ただ、カウントの重要なポイントとして「リズム」があるわけですが
これを勘違いして、毎回同じテンポで取っていくことを頑張ると
ビドルグリップのハーマンは無理が生じると思います
ですので、方法は2つ
ビドルのハーマンでは、間を取る
リズムを崩したくないなら、ピンチグリップのハーマンを習得する
エルムズレイカウントやヨルダンカウントがリズムを重視するのは、そのグリップとの
兼ね合いが非常に大きいわけです
ならば、ハーマンもピンチで行わないと
これ、意外に知れ渡って無い方法なのですが、一部のマジシャンはできます
僕はできますよ
そして、その方法というかコツも分かっています
まあ、その辺のところを発表できればいいのかなと思っています
ピンチグリップのハーマンに興味がある方、コメントにその意思を書き込んでくれれば
気がむいた時にでも、このページで解説する・・・かも(笑)
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