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コールドリーディングのタイミング この瞬間を活かそう‼


前年に「マジシャン向けのコールドリーディング」
リリースさせていただきました
 
正直言えば、現場に出ている人ならマジックそのもの以上に
この能力が高ければ、仕事としてマジシャンをやっていけると
思うものです
 
少なからず、人間心理のようなものを勉強していけば分かりますが
人間は自分の話を聞いて欲しいものですし、聞いてくれる人に対して
心を開きやすくしてくれるものです
 
そして、自分を認めてくれたり
理解してくれる人のことは
好意を持つのは当たりまえのことです
 
ある種、こういったことを、意識的に
もっと言ってしまえば技術として行おうというのが
リリースしたコールドリーディングの内容になっています
 
恐らく、著者のウェブスターは、もっとシンプルに
「マジシャンは、お客さんのことをよく見て、話しをしなよ!」
って言いたかっただけのような気もしますが・・
 
コールドリーディングのセリフ(僕はストックスピールと言った方がしっくりしますが)
は、あらかじめ考えておけるものですので
1人で色々と作ることも可能なのですが
では実際に行おうとしたら、どのタイミングで行えばいいのか・・?
 
今回は分かりやすいタイミングを3つご紹介しておきたいと思います

1、相手に何かの選択してもらった時
例えば
「好きなカードを言ってください」
とかで、選ばれたカードに対してスピールを利用する
などと言うことです
 
もちろん、カードに限らず色でもいいですし
好きな国とか、時間とか
そういったものを選んでもらった際に何気なく
一言付け加えておくことができると思います
 
2、相手に手を出してもらった時
簡単に言ってしまえば、手相を読むわけです
 
これをしようとするなら、それこそスピールはたくさんありますので
参考文献は市販されています
 
ウェブスターも手相の本を出していますし、きちんとした手相の読み方を
多少は理解しておくと、本当にヒットさせていくことも可能でしょう
 
トリックで考えるなら、スポンジボールなどで握ってもらう際に
手を出してもらうとか、カードマジックで手で押さえてもらって
その手を離した際に、軽くリーディングするとか
 
リー・アールの本では、エルムズレイの「ビトウィーン・ユア・パーム」
の演技をした後に、簡単にリーディングをした時のことが書かれています
 
対女性の場合には、これが上手くなると、そっちばかりに
リクエストが来るかもしれません(笑)
 
相手に手伝ってもらった場合には、このチャンスがありますので
活用してみてください。
 
3、サインをしてもらった時
これもまた、リーディングのスタイルの1つで
相手の書いた名前などを見て、相手のリーディングをするわけです
 
ネームリーディングなどと呼ばれるもので
文字の線の勢いや太さ、バランスなどから読み取る
というものです
 
僕自身、石井先生のリーディングを映像で見たことあり
知っていれば、かなりの情報量を相手に与えて、相手の表情から
ヒットの度合いを確認して、テクニックを使用しているのが分かりますが
知らない人からしたら、頭に残る記憶はヒット部分だけでしょう
 
客観的な立場から見て、石井先生のそういった振る舞いを
「あれじゃダメでしょ」
みたいなことを言うマジシャンなどもいると思いますが
見るべきはリーディングされている人のリアクションですよ
 
読まれている人は、本当に驚いているので
きちんと効果を発揮しているわけで
だったら、まずはそれができるようになることを目指すべき
ってことです
 
僕自身、コミュニケーションというものに自信はありませんが
でも、だからこそ注意しないと、ということは分かっていますし
だからこそ、型といえる技術の習得をして行けばいいじゃない、って
思っているわけです
 
目の前の人に興味をもち、よく見て、よく聞いて、少し気を使い
みとめてあげることを意識するきっかけに
この、初歩のコールドリーディングのノートが役に立つと信じています


 
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