マジックの構成とパワー | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

マジックの構成とパワー

マジックを買う際など
「これ、ウケますか?」
なんて聞く方も多いのですが・・・
 
個人的な感想としては
「そんなにウケたいの?」
っていうのと同時に
「そんなウケないの?いつも」
っていう思考が巡るわけです
 
だって、普通にマジックすれば
たいていリアクションはあるでしょ?
 
もしないなら、それはマジックどうこう
の問題ではなく、おそらくはマジシャン自身の
問題なのでは?と思ってしまいます
 
まあ、さすがにプロフェッショナルの方からは
こういった言葉を聞く頻度はあまりないのですが
逆に、いわゆる「ウケる」ネタを
もうマシンガンのように演じる方もいますね
 
それ・・・どうなんだろうって
思うこともしばしば
というか、自分からマジックを弱めているから
そんな風に受けネタばかりを演じないといけなくなるのでは?
って感じるのですが?・・・
 
これは、韓国のマジシャン
知人でもある、世界で一番魔法使いに近い男、ルーカスの
ノートにも書かれています

 
マジックそのもののパワーがあっても、並べ方によって
観客に伝わるパワーが違ってくるというもの
 
ルーカスはステージの人ですが
これはクロースアップにも通じると
言っています
 
マジックの手順って、料理で言えば
ある意味コースのようになっていると思うのです
 
前菜があり、メインがあり、デザートがあり
などと言った感じ
 
でも、すべて受けネタって、要はしょっぱなから
ステーキをドーン!って出すようなものかと
 
今回はサーロイン、今回はヒレ、次はトマホークで
なんて、食事したい??
僕は無理ですよ、もう年齢も年齢だし(笑)
 
または味の濃いものを連続して出す感じでしょうか
だんだん舌はマヒしますよ
 
自分でマヒさせているから、余計に濃い味のものを
提供しないといけなくなるわけです
 
でもコースの感覚を持っているマジシャンなら
最初の前菜に、ステーキの役割を持たせますか?
 
そう、つまりは、マジックは配置する場所によって
そのパワーはある程度コントロールすべきなんですよ
 
なので、オープニングは弱めのエフェクトで
相手の準備を促すようなもの
そして、だんだんとスピーディーに
少し方向転換した後に、一気にパワフルな現象で終える!
 
みたいなことをするのが、僕はお客さんへの
おもてなしであるとも思っているんですけどね
 
「マジックよく見るんだよね!」みたいに
マジシャンに対して言ってくる人もいますが
その舌が、すでに濃い味でマヒしているなんてことも・・・
 
「ああ、もう少しいいものを食べた方が、微妙な部分も楽しめるのに・・・」
 
まあ、これは僕自身の思いであって、相手がどれも濃いソース味が好きなら
頑張ってそれに合わせてみようかとも思いますが・・・
 
ただですね
「いやあ、やっぱりソース焼きそばと、お好み焼きが最高だよね!」
と言われても、同意しかねるタイミングはあるわけじゃないですか(笑)
 
おいしいけど、毎日3食食べてたら
ちょっとねえ・・・
 
なので、安易に「ウケるマジックありませんか?」
なんていうと、この人の舌はマヒしている
って思われかねませんのでね
 
そのマジックを使って
どのような感情をお客さんに持って欲しいのか
どのような体験をして欲しいのか
そんなことに頭をひねりつつ、マジックを配置していく
これもまた、マジシャンの仕事のはず
 
大きくウケないからって、悪いマジックなのではなく
使い方次第ってことです
 
たまたま、ゆうき氏のライブレクチャー音声を
聞き直していて
⇒ ライブレクチャー対談音声フルサイズ
あらためて、思いました


 
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