ボディランゲージ:オープンとクローズ | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

ボディランゲージ:オープンとクローズ

ボディランゲージと言うとイメージは
どういったものになるでしょう?
 
言葉が通じない相手に
動作で指示を伝える、みたいな
ことを思い浮かべる方も
いるでしょう
 
そういったアクティブな
物だけではなく
もっと無意識下で効果を発揮する
ボディランゲージもあります
 
このサイトでも何度か取り上げている書籍
「The Approach – A Complete Guide to Becoming a Working Magician」
の中で取り上げられているのですが、そこでは
面白い内容が書かれています
 
セリーニがスライディーからレクチャーを受けた際の話ですが
トリックではない事柄を繰り返し練習させられた
ようなのです
 
部屋に入ってきて、出ていく
その練習を何度も、だそうです
 
ジーン松浦氏もスライディーニは言葉で説明するのが
あまりうまくなかった、と言っていますが
恐らく彼のレクチャーも、明確な理由を説明しないで
何度も歩かせたのではないでしょうか?(笑)
 
ただその重要性は十分に理解していたわけです

マジックを見てくれる観客に対し、あなたはどのように
近づいていくでしょうか?
 
頭を下げて近づきますか?
アイコンタクトはどうでしょうか?
神経質そうに見えてませんか?
肩に力が入っていたりしませんか?
 
相手からどう見えているのか、それが無意識下での
ボディランゲージってことです
 
相手とのアイコンタクトができているとして
例えば、意味なくマジシャンが笑みを浮かべていたら
怖くないですか?(笑)

猫背でブツブツ何かを言っているとか・・
神経質にカードをいじっているとか
マジック見る以前に、そんな人が横に来たら
不快でしかないでしょ? 

もちろん、全くの無表情も怖いのですが
無意味で過度な笑顔も怖いものです
相手の感情に対して、自分の小さな行動や振る舞いが
どういったリアクションを起こすのか
それを理解しておくべきです
 
まあね、笑顔が気持ち悪いとか、妙に挙動不審とか
そういったこと分かってない方って、案外多いですよね・・・ 
 
さておき、だからこそレストランマジックで
テーブルに近づく際の歩く速度などまで気を払うのです
この辺のことに関しては、庄司タカヒト氏の
「接客の魔法」または音声コンテンツの「裏・接客の魔法」を
聞いて頂けると気づきがあります。
 
ではどのように改善していけばいいのか?
まずは演者の頭の中を変えていかないと、ですね
 
おごりではなく、信念などに裏打ちされた自信を持つこと
人としてベターな人間になろうとすること、ですね
  
まあ具体的な改善方法、注意点などは
「The Approach – A Complete Guide to Becoming a Working Magician」
に載っています
 
レストランだけではなく、ストローリングなどでも
活用できる効果的な方法が書かれていますので
ご興味ある方はぜひ手に入れてみてください 


 
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