レストランマジックの「視点を変える」 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

レストランマジックの「視点を変える」

209697498_624僕は学生マジックから
スタートして、今現在に
至っているわけですが
マジックに対してのスタンスが
大きく変わったか?
となると・・・・
昔とそんなに変わってない
と思うんです
 
 
むしろマジックそのものに関しては
昔よりも繊細ではなくなっていますし
かなりいろんなことを忘れてしまっていると
思います
 
でも、今の方が、プロフェッショナルとして
通用することは分かっています
単に経験を積んできたから、ということではなく
 
もし僕がステージに立って、サロンマジックを
演じたとしても、プロフェッショナルの活動を
していない人の演技と、僕の演技を見た際には
見ている人には、何らかの感情の差が生まれて
恐らくは、お金を払うなら・・?
という質問に対しては、僕を選んでくれるでしょう
 
変な例えになってしまうかもしれませんが・・・

旅芸人的な家庭に生まれ、3歳の時から舞台を踏んで
現在13歳のマジシャンの子がいたとして
そして、大学入学と同時にマジックを始めた
24歳くらいの人がいたとして
 
恐らく、前者の人の方が、お金の頂ける演技に
なっていると思うんですよね
 
これって、視点の違いだと思うんです

自分が向かうのは、お金を払って見に来てくれている
お客さんであることを10年も意識させられれば
嫌でも、お客さんの方を見た、お客さんの事を考えた
演技になってくるとは思います
 
それとは違い、学生マジックでは誰のためではなく
自分のためにマジックを演じることがほとんどです
 
少々語弊もあるかもしれませんが、かなりの確率で
これは間違ってないはず
だって、僕がそんな学生マジシャンだったから
 
目の前のお客さんのために演じるマジックと
自分のために、好きで演じるマジックと
どちらにお金を出してくれるでしょう?
 
別に、どちらが良いとか悪いというのではなく
視点の差で相手に伝わるものが変わるということです
 
どちらのスタンスでも、その道を突き進んでいけば
恐らく同じ地点(または、非常に近しい地点)に
たどり着くとは思います
 
目の前のお客さんの事を考えて、考えて、考え抜いて
最高の物を提供しようとするのか
自分自身を磨きに磨いて、磨きあげた結果に
生まれてきたものを提供するのか
 
これらが似てくるのも、分かるような気がしませんか?
 
どっちの道も極める気がないのなら、たとえどちらの道にいても
本気になっている人には、簡単に負けます
 
レストランマジシャンとしては、できれば目の前の
お客さんの事を考えて、演技をしていって欲しいなあ
と思っています

その方が、場数を踏めるようになるわけですし
真剣勝負をこなしていくことで、結果的には自分を磨くことにも
なるはず
 
僕自身は、最初の5年くらい
恐らく目の前にいるお客さんが見えていなかった
気がします
 
そして今は、少々自分に対して甘くなってきてしまっている
感じも・・・
 
とにかく、自分を磨いていけるような
そんな視点を持って、マジシャンをしていきたいと思います


 
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