テーブルアプローチ、3つの注意
レストランワークでも
一番難しいといえるのは
テーブルに入るタイミングと入り方です
正直言ってしまえば、これっ!っていう
正解は無いと思うのですが
相手は食事をしに来ている人ですので
大体のガイドラインはあります
もちろん日本とそれ以外の地域に関しての
地域性の差などがあるとは思いますが
実際には、想像ほどに違いが起こるとは思えません
他の方の本などから学んだことは活かせるはずです
先日ちょっと紹介したシェフ・アントンの
レストランマジックに関しての本にも
もちろんこの分野に関して載っているのですが
3つの事柄が重要であるといっています
1:いきなりトリックをしない
2:自分がどういった人間なのか伝える
3:相手に”NO”を言うタイミングを与える
1番ですが、テーブルに近づいていきなりカードを
引いてもらうとか、何か現象を起こさないようにする
ということらしいですね
この辺は、デビット・ストーンとは違い
ジェイサンキーなどが言っている方法です
いきなりファイヤーワレットなどは行わないってことでしょう
また、いきなりカラーチェンジングナイフとかもしない
何が正しいのか、ではなくそういった方法があることを
理解して、その理由を理解しておくことが大切です
あ、ちなみに、その詳しい理由に関しては
書籍をお読みください
欲しい方は、僕の方で手配できなくはないので、ご興味ある
方はご連絡下さい
さて、話がそれましたが
2番は、当たり前のことなのですが、してない人も
結構多いと思います
要は自己紹介をしましょうってことです
私はレストランに雇われているマジシャンで
皆さんのレストランでの食事を
もっと楽しいものにするためにいるんです
マジック見ますか? お金はかかりません
もし、後がよろしければ、後でもう1度来ますよ
お店の人にリクエストしてください
まあ、こんな感じになります
シェフ・アントンはレストランでのマジックをメインではなく
プライベートパーティーなどの依頼を受けるために
レストランワークを考えているので、人として認められる
ことが大事になってきます
さて3つ目なのですが、これはちょっと意外でした
アメリカではチップをできるだけもらうために
相手にノーを言わせない、というのが基本の
考え方だと思っていたのですが、やっぱりそれでは
互いの齟齬が起こるのでしょう
相手に「見ない」と言ってもらうタイミングを作ると
見てもらえないことへの恐怖があるかもしれませんが
実際には、見てもらえる人へ、その分の時間を配分でき
(料理の問題もありますけどね)
実際には、好循環になります
ノーを言われることって、マイナスではなく
プラスなんですよ
さて、この3点
非常に基本的なことですが、自分がテーブルに入った際
何を言っていて、何をやっているのか、確認してみてください
相手に有無を言わせず、自分が誰かも名乗らず
いきなりマジックをやる人がテーブルの横で
マジックしてたとして・・・楽しいですか?
見てくれる観客のことを考えてマジックを演じましょうね
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