カウンターラップに関して | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

カウンターラップに関して

26NJ_bardegurasuwomotudansei500バーマジックでは状況を
最大限利用しろ、と
アンディ・アミックスからも学びました。

特異な状況としては
バーカウンターがあることで
さまざまな事柄をやってこれます

まさに奇跡を生み出すことも
可能になってきます

テレビのマジックだと「サクラだ!」などと文句を言う人がいても
別にバーカウンターでの作業はそんなふうに言っている人を
聞きません

フレームアウトしたところで作業している、という点に関しては
あまり変わらないと思うんですけどね・・・私は

基本的に、バーのマスターレベルでないと、カウンターを上手に
使えるようにはならないでしょう

それぐらい独特な動きになるからです

僕は自分のことをレストランマジシャンと標榜していますので
基本的にカウンターがあろうが無かろうが、同じことができますし
同じことしかしません

もちろん状況が許すのですから、利用したほうがいいとは思いますが
ここは・・・なんでしょう信条とでも言いましょうか
美的感覚とでも言いましょうか

僕の中で、フレームアウトしたところで、大事な仕事をするのが
好みではないんです

さてさて、このカウンターラップとか、カウンターワークとでも
いう部分ですが、きちんと文献になっているものを見たことも無く
おそらく、どのマジシャンも痛い目見ながら学んできているのでしょう

第1歩としては、視界に入らないから、好き放題のスイッチなどを
行うってところでしょう

でも、この「見えない」って部分だけに頼ってカウンターワークを
していてはいけません

結局意味無く視界から手が消えたり、マテリアルが消えるって
気持ち悪いんです

もし気持ち悪さを感じないのなら、それは観客側からそういった
ワークを見ていないからでしょう

カウンターが無くてもOK,あったらより良し
そのくらいの意識でいたほうが、マジシャン的にはありでしょう

単に「見えない」という事柄だけでカウンターを使っているなら
それは「よく見えない」という理由だけでインビジブルスレッドを
使って、フローティングビルを行っているようなものです

どこかで過完全性原理のようなものが働き、すぐに回答に
行き着きます

パワーのある現象や、テクニックを使おうとする場合には
使う側にもそれなりのパワーが必要

ほら、RPGのゲームなんかで、レベルが上がると呪文を覚えるでしょ
あんな感じですよ

見た目の安易な部分のみを捕まえないで、全体のコーディネートを
考えて、よりナチュラルな奇跡を作れるようにしましょう


 
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