Magic for Two-Tops:二人のためのマジックを | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

Magic for Two-Tops:二人のためのマジックを

ポール・カミンスのレクチャーが先日あったのですが
ノートを買ったままで、ほとんど目を通していませんでした

彼の「手」を見に行くことがメインですので
お土産程度&彼への感謝の気持ちを示すために
(または二川先生への上納金(笑))
ノートを購入しているくらいの気持ちです

でも、1つちょっとフォーカスをあててみたい
内容があったのです

それが「Two-Tops」という概念
レストランなどで、男女のカップルで来ている2人組の事を
さす言葉のようです

初めて聞いたので、恐らく最近作られた単語だと思いますが

なるほど、確かに、こういった人達用の
トリックを考えておくことは、場所によっては
効率がいいでしょうね

家族連れが多いお店なら、そういった手順やトリックを考えてみる
カップルが多いなら、それ用のものを考えてみる

まあ、プロとしての生きる知恵ですよね

で、それらをまとめてみると、いろいろと発見があると思います
人数が変わった時に、どのようにアップサイズするか
またはダウンサイズするのか?など

今回のポールカミンスの手は、2枚のカードを覚えてもらって
デックの中にあるはずのそれらのカードに
手元のカードが変化するというもの

いわゆるクイックなトリックで、レストランなどでは
ピッタリな感じで、非常に実践的
さすがポールカミンス!

ちょっと、この「2連続のカード変化」ということに関して
考えて行こうかと思っています
たまたまですが、デニス・ベアーのブルートフォース・オープナー
も、同じ考え方をもとにしていますからね

これは、その考えのもとに、僕の手に変えていますが

カードに限らず、こういった「枠組み」で考えてみるのは
面白そうな感じです

ただしですね、1つ問題点?もあって
こういった手順ばかりを考えていると、なかなか手の込んだ
コンテスト手順のようなものって、作りにくい頭の枠組みに
なってしまうんです

それくらい、コンテストって、ちがうフレームワークで行うというか
視点とか目的が異なっていますから、頭の働かせ方が
違います

今の僕は、ダウンサイジングされた思考になってしまっているので
コンテストのフレームワークに変更することは難しいです

マジックは好きですが、それ以上に生きるための
そのフレームワークを持っていたいのでね

まあ、とにかく
カードに限らず、コインでも他のトリックでも
この「Two-Tops」に特化した、演出や手順を考えてみることは
損にはならないでしょう


 
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