ジャンボコイン プロダクションの際の注意点 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

ジャンボコイン プロダクションの際の注意点

いろんなことをいろんなところに書き散らかして
しまっているので、どこかですでに述べていることかもしれません

ジャンボコインに関してですが、以前にもエントリーしています
⇒ 「コインマジックに関して なんでジャンボ?」

でも、明言している人って、少ないんですよね
ジャンボコインをプロダクションする際の注意点

有名な、デビットロスの1コインです

僕が行きついた考えは、どうなのだろう?
と思っていた時、この動画を見返してみて
やっぱりロスも守っていることに気がつきました

それは・・・

肘を上げないこと

僕が最初に大きなコインを出すのを見たのは、ギャリーだったかな?
で、その後にふじいさん

ギャリーの場合、若干規格外の体躯なので彼の手順を演じるのは
難しいのですが、ふじいさんの物は、ノートにもなっていましたし
比較的演じられるものでした

最後に取り出すマンモスの破壊力は素晴らしく
マジックを見た感じを醸し出して終われる、おいしい手順だと思っています

でも、マンモスを取ってくるときに、疑われることもありました

いろいろと試してみて、その結果分かったのは
肘を上下させない、ということでした

この動きを消した状態で、ジャンボコインやマンモスコインを
取ってくることが大事なのだと

逆に肘が上下するということは、しまってあるものを取ってくる
動きなんですね
少なくとも、そういった動きだと感じてしまう

ポケットの中にしまっておく、という方法は
現場のマジシャンに取って、非常に実用的であり
安全な方法です

でも、そこから取り出そうとすると
どうしても肘が動いてしまいます

デビットロスの場合、腕を固定してしまうことで
肘の動きを消し、なおかつコインを取ってこれる状態に
なっているわけです

この動きのコーディネートを考えられたのは、すばらしいと思います

こういったコアになる部分を分からないで
単に大きなコインを出して喜んでいる方も多いと思いますが・・・

つまりは、コインの保持位置と動きのコーディネートは
非常に密接に関係しています

そういった経験から、僕自身
少々特殊なホルダーを使って、マンモスコインを保持しています
肘は動かさず、というか腕を動かさない状態で5インチコインを
取ってこれます

しかも、もし出番まで時間がかかるようなら、コインのホルダーは
外しておけますが、一瞬で固定できる面白い機構にしてあります

これのおかげで、直前まで重たいものを身につけなくても大丈夫ながら
コインの位置がずれるということはありません

もちろん自作する必要があるのですが、パーツさえ集めてしまえば
比較的簡単に作れるものです

同じアイデアを用いれば、袖の中にセットしたり
それを外から簡単にリリースすることもできます

あ、でも、以前ジャンボのチャイニーズコインをスリーブに保持していたのは
それとはまた異なる方法でしたね

ある意味、知恵の詰まったコインホルダーです

もちろん、作り方やアイデアをリリースしてもいいのですが
基本の考え方は
「肘を上げないようにして、コインを取ってくる」
という部分であることは忘れないようにしてください


 
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