ギャラの決め方 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

ギャラの決め方

全くもって営業をしていないマジシャン、小林です(笑)

自分から営業をかけるってことないんですよ、僕
だから、僕の演技が、テリトリーの銀座以外で見られた方は
ラッキーかアンラッキーです

特に、一人で外に出ることはまずありません
大きめの誰かの営業に、何人かのマジシャンと一緒に行く
なんてことはあります

僕を呼ぶには、誰か別の人を呼んで
「小林も」というか
よっぽど強引に行う必要があります(笑)

そんなことをしている理由ですが、実はギャラ交渉が嫌だから

皆さんどうしています?

それが嫌なので「レストランに来てください」と言える
レストランマジシャンをやっているのですがね、僕は

このご時世で、低価格戦略で売っていくなら、よっぽど実力があるか
使い捨てになることを覚悟で行く必要があるでしょう

いろいろな決め方があると思うんです

慣習的に、「5万で」とかいう人もいるでしょうし
「あれとあれとあれを行うので、7万で」みたいな各パーツの値段が決まっている
なんていうのもありです
(お客さん的には分かり易いですね)

さて、ここで僕のビジネスの先生ともいえる、ダンケネディに登場してもらいます

上記画像↑をクリック

この本では価格戦略の方法に関して詳細に書かれています。

「価格設定の目的は利益を確定させること」
この文章だけを読んでしまうと、独善的な感じになってしまうので
興味ある方は、是非購入しての一読をお勧めします

同じ上の中で「スキミング戦略」という方法を解説しています
簡単に言えば、高価格帯を狙っていくのですが
この方法を取っている(と思われる)マジシャンは寡聞にして1人だけ
知っています

Dr.Zuma

この方だけが、まさに適切な価格設定とそこからのスキミング戦略を
駆使して、他の追随を許さないマジシャンとなっています

九州の方ですので、関東にいる僕などは
影響を受ける度合いが少ないとは思いますが

恐らく近くにいる若いマジシャンたちは
大きな影響を受けているんだろうなあ、と

でも、その人たちが取っているのは、スキミング戦略ではなく
シーケンシャル・スキミング戦略に近いものだと思います

要は、高価格で買ってくれる層から需要がなくなったら、価格を下げて
1つ下の層へ働きかける、というもの

常に高価格帯での需要を生み出すには、相当な自己研鑽と自己投資が
必要になってきますが、それができているのが
たった1人ということでしょう

いくらお金を手に入れたって、それの使い方を知らなきゃどうしようもないし
一番効率のいい投資は、自己投資
それを続けていれば、スキミング戦略も取り続けることができるのに・・・

だったら、最初からシーケンシャル・スキミングの戦略を取るか、低価格帯で
コモディティになってしまう覚悟をした方が、いろいろとできるでしょう
若きマジシャンたちは、いったい何を思って自らの芸を売っているのだろう・・・

そして、価格戦略に関して学ばずに、どうしていくのだろう・・

え、僕?
販路を絞るって方法も、価値を上げる方法の1つなんですよ
僕にアクセスできる、それそのものに価値を付けているんです
価格は価値に、相手の価値観に比例し、原価などは考慮しないんですよ

そんな人相手なら、ギャラの交渉なんていらないでしょ
営業をしないわけではないですが、僕は・・・安くないですよ(笑)


 
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