密かに仕込んでおくと使える3種のギミックカード | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

密かに仕込んでおくと使える3種のギミックカード

私、基本的に
レギュラー志向です
 
余計な仕掛けがしてある物を
扱うって、神経使うし
応用性も下がるので
出来るだけ使いません
 
そういった事から
ホッピングなどで
ギミックデックを使用している人とか
すごいなあ、と思う次第です
 
だって、決められたシナリオしか
進めないのに、それをどのお客さんにも
演じられるって、よっぽどの勇気か
自分の表現に自信があるのだろうと
 
手順の部分的に使うなら分かりますが
ずっとそのデックを使って演技していくなんて
僕には恐怖でしかありません
 
適宜相手の出方に合わせて
手順の変更をしたり
現象のタイミングや表現を変えていかないと
楽しませる自信が、僕にはありません
 
とはいえ、僕もギミックを使うことがありますし
今までコッソリと使用してきたことはありました
 
でも、デックの中に1枚だけ混ぜ込んでおく
とかそういった事です
 
そういったカードがあると、簡単に言えば
1手楽になるのです
 
通常よりも仕事量が減らせて
その間に観客とのコミュニケーションも
取れますので相乗効果があるはず

で、具体的にどんなギミックカードかと言えば・・

レギュラーを自作しておく位のものです
というか、それくらいのものでないと
レギュラーデックに入れておいて、邪魔になるので
 
全部で3つあります
1、マークドカード
これ、裏から見てマークが分かるってことではありません
あまり相手に指定されないカードに、小さなドットを
打っておく位
 
僕は少しカッターなどでインクを削ったり
します
 
これを作っておけば、たまたま選ばれた際には
何とでもなりますし、基本の使い方としては
キーカードにするわけです
 
相手がカードを選んでいる間に、デックを軽くもてあそぶようにして
カードを特定の位置にセット、そしてキーカードにするわけです
 
実際なら表を確認する作業が必要になりますが
その1手が無くなります
 
そして間を外してカードを確認したりすれば
OKってことです
 
カードの形状にはほぼ影響がないので、新しいデックを開けたら
絶対に1枚仕掛けしておく、って人もいるのでは?
 
2、シックカード
個人的にはこれが一番使えると思いますね

何せブレイクが必要無くなるのでホント便利
しかもやりようによっては、マルチでカードのコントロールも
可能になりますので
 
テープで留めてもいいみたいですが
糊で固めた方が、固くなると思います
 
観客にこのカードを持たせないなら
まあ、全く問題はないですね
それにデックを弾かせないなら大丈夫
 
普通にヒンズーシャッフルとか
気づかれないはず
 
フェイス側をジョーカーとかにしておけば
途中で抜くことも可能です
 
ブレイク、コントロールに対して楽になりますので
演者の脱力感は、かなり観客に伝わります
 
3、ショートカード
コレもシックカードと使い方は同様ですね
 
コントロールが楽になりますし、フォースも楽
相手に完全にシャッフルさせた後
ターゲットのカードをフォースするってことも可能です
 
絶対に外したくない場合には、ショートをフォースするのが
お勧めです
 
以前なら自分でカットして作ればよかったのですが
今は高品質のショートがあるので、そちらの方が
いいかもしれません
 
特に相手に最後渡すなら、きっちりできている方が
いいでしょう
 
役割的にはシックと変わらないと思うのですが
デックに入れておいた際の「違和感」に関しては
ショートの方が薄いと思います
 
逆にシックの存在感って、安心感にもつながるかとは
思いますのでこの辺は好き好きかと
 
デック全体を仕掛けにしておくよりも
いざという時にも安全ですし
また、いろいろなトリックに活用できますので
まだ使った事ないない方には、ぜひお勧めします


 
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