4Aプロダクション:その利用法
マジシャンなら誰しも
自分の得意な4Aプロダクション
の方法や、さまざまな
カードプロダクションの方法を
持っていると思います
マジックとして
4枚を取り出すということ
そのものが
リアクションのもらい易い
トリックです
それに、4枚のAを取りだしたら
それを次のトリックに使う、なんてことも
よくある流れです
で、ビジュアルにプロダクションしようと思えば
それなりに多様なテクニックを使用することに
なるのですが、これをこのトリックだけで
終わりにしてしまうのは、もったいないことです
では何に使えるのか?
ちょっと立ち止まって考えてみるのも
いいんじゃないでしょうか?
シンプルな応用としては、4人の人にカードを選んでもらい
それを順番に当てていくというものでしょうか
マルチカードレベレーションですね
あまり日本人でレパートリーに入れている人は
多くないと思いますが、場を巻き込んで
非常にウケるトリックだと思います
逆に考えて、マルチカードレベレーションのテクニックを
4Aプロダクションに応用するっていうのでもいいでしょうね
他の演出としては、相手の誕生日を出したり
特定の時間などを表現する、というものがあるでしょうか
急に誕生日であることをふられて
どう対応しようか?と思ったら、その数字を並べ
(3桁または4桁ですからね、誕生日は)
プロダクションする、というのでもいいでしょう
何らかの時間を示す際にも、3桁か4桁でしょうから
同じようにできますね
ちょっと特殊なデックとして、アルファベットデックを
使っているなら、適切な文字を取りだす
ということもまた、使えそうですよね
色んな人の4Aプロダクションがあり、自分の方法を覚えてしまうと
他の方法、特に技術的に簡単な方法をスルーしてしまいがちですが
違う意味を与えることで、十分に価値を生むわけです
セルフワーク的なカードのプロダクションだったとしても
相手が行い、意味のあるカードが出てくるのなら
そこには演者が想像しえないほどの意味が込められるかも
しれません
今となっては記憶の片隅に追いやられてしまった
そんな手順を、ちょっと立ち止まって掘り返してみると
使い勝手のある武器になるかもしれません
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