今日はちょっと特別に・・・しなくていいかと
カードマジックを演じる際の
セリフとして
「今日は特別に・・・」
なんてこと、言いません？
僕ももちろんあります
例えば、トライアンフなどで
一方のパケットをひっくり返す
理由として
「今日は特別に・・・」
とか
もちろん、手筋を正当化するセリフとしては
非常に使いやすいものだとは思います
だからこそ、注意をしないと
いけないわけです
例えば、手順としていくつかエフェクトが起こる場合に
その中の１つくらいで「ちょっと特別に・・・」
というのは、アリだと思います
でも、例えばホッピングやストローリングで
短時間の間に決着を付けないといけない場合
そういったセリフや手法は使いにくいわけです
レストランなんかでも、大抵は初めて会ったお客さんです
となると
「今日は、特別に・・・」
なんて言われても、相手はピンとこないはず
つまりは、普通に演じていけばいいわけです
１枚のカードを選んでもらい、デックに戻してよく混ぜ
そしてカードを当てる、なんて流れは
あまりにもメジャーなものであり、演じる方としては
少々退屈になるのかもしれません
でも、見てくれる方にとっては
そのようにストレートにエンディングまで突っ走って
くれた方が分かりやすいはず
ホッピングやストローリングで
あっという間にマジックに対しての観客のテンションが
落ちていくのを感じたことは無いですか？
もし感じたことがあるなら、シンプルな処方箋があります
上記のことを行うんです
つまりは、回りくどいことをしないで、すぐにエフェクトを起こす
これが効果的だと思います
テーブルに入り、余計なことをしゃべりつつ
相手に作業をしてもらい、最初の現象まで時間がかかる位なら
とっとと４枚のＡでもプロダクションしましょう
そしてツイスティングエースでもしてしまいましょう（笑）
ファーストエフェクトまでの好奇心や注意力
サスペンスなどを保たせるのは、それなりに大変です
特別にする必要なんてないんです（笑）
まずはエフェクトまで突っ走りましょう
若いうちだと、特に相手に突っ込まれるタイミングを
作ると、なかなかペースが出せないってことに
なるかと思います
これを防ぐにも、まずはスピード感あるビジュアルな
エフェクトを見せつける、方がベターです
単純な手法とか、現象までに時間がかからない
ってものを、マジックをたくさん知ってくると
あまりやらなくなるでしょうし、興味が薄くなると思います
ただ、英語で言ったら「クイック」なものを
身につけておくと、最初の空気をあっという間に作れます
２段構成のマジックを１弾だけにするというのも手でしょう
テクニック１つだけで出来上がっているような
シンプルなトリックを作るのもアリでしょう
そういったことにも、コロンビニのノートは非常に参考に
なりますし、プロフェシームーブも利便性の高いテクニック
だと思います
これもノート内のトリックですが、ストレートには当てていません
こういったものは、オープニングに行うトリックではない
ってことです
絶賛発売中ですので、是非ご購入ください！！
手品・マジック(趣味) ブログランキングへ
