見えない力:声のトーンや速度 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

見えない力:声のトーンや速度

マジックを滑らかに演じるためには
それなりに「場の支配力」を
持っていないといけないと思います
 
イニシアチブを持っておく
という言葉が説明が
一番楽だとは思いますが
この方法は様々です
 
年齢的に上になって来れば
お客さんの方が年下になるために
話に耳を傾けてくれるとは思います
 
でも、若いうちにはそういったことも難しい
タイミングが少なからずあるはず
 
そういった経験をすると、一番ありがちなのが
「速度を上げて、相手の突っ込む間を与えない」 
という方法です
 
もちろん、1つの方法ではあるのですが
何でしょうねえ・・・・こう、疲れるというか
面倒というか(お客さん側の感覚ですよ)
そんな感じになってくるんですよね
 
無理やり、力技でコントロールしているわけなので
それに違和感というか、摩擦を感じる人は
一定数いるわけです
 
そういった相手に伝わる方法を使うのではなく
無意識下で、こちらの言うことを聞いてくれたり
ある程度のイニシアチブを取っていく方法もあるわけです

1つには、動きをゆっくりにすることです
これはどこかの音声コンテンツにしたと思いますが
人間はゆっくり動くものに対して、自分よりも
パワーがあると感じがちです
 
年取った人がゆっくりになるから
自分よりも動きがゆっくりだと
目上に感じる、って思っておけば
大きな違いが無いはず
 
これは、しゃべる速度も同様です
 
また、声のトーンやその時の態度
見た目とのギャップ感などもまた、コントロールするには
意識すべき点でしょう
 
声が軽いというか、しゃべりが軽薄というか
そういう人の話って、真剣に聞かないんですよ
 
声のどういった部分で、そういう判断をしているのか
ハッキリとは分からないのですが
 
声の音程としゃべるピッチ、は関係あるでしょうね
  
実は最近とある商品の動画を見ていて
「何だろう、この重要感の無さは??」
と思うことがありました
 
もっと分かりやすく言うと、話している言葉が軽薄に
聞こえているんです
 
これは非常にもったいないことで
言葉のパワーが利用できないわけです
 
これって、イニシアチブを取れないという大きな点
だけではなく、細かな事を言えば、フォースが効きにくい
とか、こちらの指示を理解してくれないとかになります
 
じゃあどうすればいいのか?となると
ハッキリとは分からないのですが
年相応の丁寧な話し方をする、というのが1つ
自分の意志や思いを持って話す、というのが1つ
でしょうか
 
どうしても、酔漢を相手にしていると
そして若いと、変に丁寧な?言葉になったりというのがありますが
それは軽薄さを増長するだけだと思いますし
 
自分では気がつかないで、普通にしゃべっているだけなのに
マイナスを積み重ねてしまうってことがあり得ます
 
まだ若いうちなら修正も可能ですが、これが40近くになると
もうねえ、うさん臭くなってしまいますので(笑)
あらゆることを意識下に置いてマジックを演じてみてください
 


 
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