マジックの攻めと守り:五帖の盾 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

マジックの攻めと守り:五帖の盾

プロフェッショナルのマジシャンとして
「マジック」とは攻めるための武器
だと思っています
 
みんな、この武器を磨き
そして強力な新しい武器を
手に入れる事へ意識を向けます
 
ある意味、攻撃系の魔法の習得
とでも言えるかもしれませんね

まあ、魔法使いが司るのは攻撃系で
防御系は僧侶の仕事って思う人も多いでしょう
(ウィザードリーとかドラクエのやり過ぎ?(笑))
 
ただその分、マジシャンが疎かになるのが
「防御」に関してです
 
「守り」と聞くとネガティブなイメージを
持つ方もいるのかもしれませんが
守りの弱さゆえに、土台が固まらずに
プロフェッショナルのマジシャンとしての
活動のクオリティが・・・という人も
多いような気がします
 
攻めと守り、のように互いに補完しあう要素のようなものを
しっかりと身につけることが、仕事をする上では
重要のはず
 
これはマジシャンも同様です
このサイトの副題でも
「戦略と戦術」という言葉を使っていますが
この2つも似ていて、全く異なる概念であり
そして互いに補完しあうようなものです

例えば、戦略と戦術の差ですが
これはどこかに書いたと思うのですが・・・
(裏メルマガあたりかも?)
 
戦略は、英語で言うとストラテジー
将の行う作業です
つまりは、兵をどのように使うのか、に関して
 
戦術は、英語で言うとタクティクス
兵の行う作業です
つまりは、個別具体でどのように戦うのか、です
 
戦略の方が大きな視点で、戦術は個別具体の方法
って考えておけばいいでしょう
2つの視点でマジックを考えていくわけです
 
レストランマジックでいえば(僕の考えとして)
戦略はレストランの利益UPです
 
そのために、マジックを演じるというのが
基本の考え方

戦術は多種多様になります
場合によっては、マジックを捨てる可能性も
出てきます
 
で、現場でマジシャンとして動く際にも
攻めでだけではなく、守りの思考も必要になります
 
ちょっとやそっと攻められても耐えられる
「盾」のようなものをあらかじめ持っておくこと
これが仕事にしていくには、大切かと
 
こういった意識が無いと
単にマジックやっておしまい
ドンドン新しいマジックを
テーブルにいるお客さんに見せればいいや
という感じになるはず
 
そういった攻める姿勢も大事かもしれませんが
足下を固めるような、守りの思考も
重要になってくるわけです
 
自分を守る盾をきちんと作っておくことで
何かあっても、その攻撃をきちんとカバーしてくれます
 
僕個人の経験として
お客様からのクレームを受けたことがあります
 
これは、仕事として長年やっていれば、どんな仕事でも
そりゃあ起こりうることです
  
でも、その際には、この「盾」が効果を発揮して
(つまりはマジックを演じることではない作業が)
大きな問題にもならずに、そこで仕事を続けることができました
 
自分の装備をもう1度見直して、武器ばかり
強烈なものになってないか、確認してみてください
 
守りのための道具を持っているのか?
そこも重要な部分だと思いますよ
 
ちなみに、盾の数え方って知っていますか?
「帖」と数えるそうです
 
僕の頭の中にある、大切な盾の数を数えたら
「五帖」ありました
この5つの盾に関して、どこかでコンテンツに
まとめてみたいと思います
 
「守り」を意識したことのない現場のマジシャンの人なら
きっといい防具を手に入れることになるでしょう 


 
今回の記事が、あなたの役に立ったのでしたら、ぜひクリックを!!

手品・マジック(趣味) ブログランキングへ

次の記事 »
前の記事 »
トップページへ » レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

関連記事のページも合わせてご確認を

この記事へのコメント

レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか? TOP » マインド系, マジックに関して » マジックの攻めと守り:五帖の盾