ビルアボットのノートより:Cocktail Card Magic
先日手に入れた
ビルアボットのノートを
見ていると
ほんと勉強になります
ある意味
師匠について回らないと
教えてもらえないような
非常に大事な事柄で
プロフェッショナルとしては手を抜けない事柄
などがサラッと書かれていたり・・・
マジックに対しての事柄よりも、それ以前というか
まさにプロフェッショナル然として、注意すべきことを
たくさん書いてくれています
その中から、少々ご紹介
4冊買ったうちの「カクテルカードマジック」に書かれている
事柄です
アメリカなどでは、日本以上にパーティーと言えるものが
沢山行われます
パーティーマジックの冊子もあるのですが
こちらはカクテルパーティーのノートに関してです
日本と違って、向こうのパーティーって、知らない人を
紹介しあう、そんな感じになるわけです
そんな中でマジックをするわけですから、それなりに大変
だって、まったく知らない人同士である可能性が大きいのですから
そんな中で、ビルが大事な事として上げているのは
「盛り上げ役になる」
という事ですね
会場に入った瞬間から、そういった雰囲気でいて
その雰囲気をまわりに伝播させていく、ってことのようです
僕には少々酷な事柄ですが、言いたいことは分かりますし
現場に入れば、確かにそういった事を意識はします
それから、最初に見せる相手を誰にするか?
という事に関してですが
いきなり大人数のグループになっている所
つまりはパーティーの中心にあるような人たちの所に
行ってはいけないそうです
どちらかと言えば、壁の花になっているような
ちょっと地味目なグループになっている所を
最初に行うようです
言葉は悪いのかもしれませんが
メインのグループへのリハーサルとして
演じるべきのようですね
大きな所だと、あまりリアクションがないから
という事のようですね
確かに、直接そういったグループに入っていくよりも
まわりで拍手を起こし、向こうの興味をこっちに向けてから
入って行った方が、いろいろと便利にはなります
また入り方の注意点や、次のテーブルに行くための注意点など
非常に実践的な事柄が書かれています
観客の種類別で、演じ方やふるまい方などにも
触れています
レストランマジックやストローリングなどでのマジックに
参考になる部分が多い本ですので、ご興味ある方は
ぜひどうぞ
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