チャドロング、レクチャーを終えて
何とか終わりました
チャド・ロング氏のレクチャーですが
僕のことはともかく、見た人は本当にラッキーですし
全くの損はなかったでしょう
むしろ、若手のプロマジシャンには見てほしかった
彼の演じているトリックの内容、よりも彼のスタイルや振る舞いから
学べることがあまりにも多すぎる
訳に関しですが、正直英語をそのまま理解できる人があまりにもいたので
僕がなんだかんだ言うよりも、チャドの言葉をそのまま理解してもらった方が・・
恐らく、その人たちよりも、僕が秀でているのは、マジック分野の事柄に関して
そしてチャドのトリックを予習しているから分かっている部分
その部分は、情報量が厚くなっていたと思いますが
その他の部分は至らぬ感じなってしまいました
ただ、彼の早口に全くついていけず、必要な部分さえおろそかにしてしまった感が
否めないのも事実です
ご不便をおかけしたこと、深くお詫びします
英語を聞いて、理解し、日本語にする
その正確さとスピードのアップをしていかなければいけないなあ、と
どうしても読むこと主体の英語にどっぷりなので、聞く・話すは苦手です
ただ、多少なりとも求められているのなら、スキルアップをしないと・・・
と、凹んで、自己反省しても1週間もすれば元に戻りますので
ご心配なく
で、チャドのレクチャーですが、基本的に今までに発表したものばかり
これは、彼の荷物が完全にロストバゲッジしてしまったから
でも、あってもなくても、たぶん内容的には変わらなかったのでは?と思っています
とにかく感じたのは「パフォーマンスのプロフェッショナル」だということ
このエンターテイメントのプロを感じられたのは、非常にありがたかった
日本にはいないタイプの、パフォーマーでしょう
トンさんも「ウィリアムソンみたいだが、彼ほどふざけていない」
と
まさにその通り、手品に対する腕前、知識、細かな配慮は言うに及ばず
そこに留まらない、お客さんを楽しませようという気持ちが、ハンパない
それはレクチャーとて同じ
ふざけ倒すのだが、まじめな所はまじめ
そして、演じるトリックは一級品
ハンドリングに、ある種の美学さえ感じる
(できるだけ最短距離を走ろうとし、方法はテクニックだろうがギミックだろうがシンプルに)
あそこに来た30人は、みんな満足して帰ってくれたと思う
チャドの演技はそれくらいすごかったし、彼の心意気を感じてくれたから
やっぱり、マジックはライブで見なければいけないし
その時に、一番楽しく見れないといけないのだなあ、と再認識
マジックができる、分かっているということと
お客さんを楽しくさせつつ演じられる、ということは全く別の次元で存在している
というのを痛切に理解させてくれたレクチャーでした
大抵は、テクニックレベルでダメダメな人が多く、マジックもできていないので
エンターテイメント、の部分に入り込めないのが実際なんですけどね
もちろん、自分を含めて
FISM、フロリダの75周年、ともにチャドは参加するようですので
(両方とも、レクチャラーとか??)
参加する方は、ぜひお楽しみに
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