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名刺の扱い:洋の東西を問わず

-shared-img-thumb-MKJ_ryoutedemeishiwowatasu_TP_Vマジックに限らず
仕事の場で名刺を渡すことは
まあ日常の風景ですね

一般的なサラリーマンの方の場合
就職活動時のセミナー?や
就職後に何らかのトレーニング
を受けますので、常識として身についている作法だと
思います

ただ、マジシャンの場合にはそういった人も少ない
のではないでしょうか?
僕もそっちの側の人間ですので、正直
名刺交換の際には、恥かかないかな?と思いつつ
の方が多いですね

というか、めったに名刺を渡すこともないですし
あくまで自分にコンタクトを取る先が書かれている
情報カード、くらいに思っているのですが・・・

もちろん海外でも名刺はあるのですが
日本人の持つ名刺のイメージとはかなり異なって
いると思います

とはいえ、名刺を渡す際のルールのようなものは
まあ不変のようで・・
というか、名刺が何を意味していて、その際に何に
注意しておけばいいのか、ってことが洋の東西を
関わらず同じだってことです

さて、まずはイメージの違いなのですが・・・

 
日本人は、その人の代理、くらいに考えますよね

ですので商談などで話す際には、頂いた名刺を
テーブルに置いたままでお話したり
なんてこともあります

折り曲げるなんて、滅相もない!!
まあ、昔それでちょっとしたことが起こり
テレビでも取り上げられていましたが・・

海外の場合には、まさに情報カード
ですので、手渡し方もきわめてカジュアルって感じです

どっちがイイとか悪いではなく、差があるってことを
理解しておくのが大事です

さて、マジシャンだと、現場で配るってことがありますが
この際の注意点があります

個人で取ってきた仕事で、しかも名刺を配っていいと
確認が取れている現場なら問題ないのですが
例えば、エージェントが間に入っているなら
その人の確認が必要ってことです

事務所が入っているなら、その事務所の名刺を配る必要が
あり得ますし、飲食店経由で頂いた仕事なら
その飲食店の名刺を渡すべきかもしれません

レギュラーで入っているお店だとしても、名刺を配っては
いけないってこともあり得ますし。

この辺は、海外も同様のようです。
55652-full以前に紹介しているこちらの本
この方はイギリスの方なのですが
そこでも名刺の配り方に関して
ひとこと載っています
 
こういったことって、基本的に
痛い目見ながらでないと
学べないことなのですが
特にマジシャンは一匹狼で
こういったことを指導してくれる
人が周りにいないことも多いです
 
まあ、マジックが上手くってマジシャンになった人の場合には
こういった可能性が高くなりますよね
その場合には、だんだんと仕事が減ってくる、という
現象が起こると思います

だって
「ビジネス上の常識が無い人」
って見えてしまうわけですから

若いうちならかわいいと思いますが
30代・40代でそうなら目も当てられないでしょう

こういったことって、明確な作法があるわけではないと
思っています
要は「相手に対して不快な思いをさせないか」ってこと
だけです

つまりは、「失礼」なのかどうかが非常に
大きなポイントということです

そこさえ意識していれば、多少変でも
分かってくれる人は格段にいてくれます

これは、対マジシャンでも全く同じです
たとえ面識のない方と仕事上一緒になったとして
先輩だと思うなら(いや、そうでなくても)
できるだけ失礼のないように振る舞うのが、普通です

例えば、同じレストランなどに直接は面識のないマジシャンが
出演しているとして、何かのタイミングで会ったなら
きちんと挨拶するのが筋でしょうしね

座ったままではなく、きちんと立って挨拶を
した方が、より良しでしょ

最近では寄席などに出る若い人も、特にマジシャンでは少ないとは
思いますが、そういった所では
「お先に勉強させていただきます」
と、先輩たちに挨拶して、舞台に出ていくのが普通です

終わったら
「勉強させていただきました」等というのも
作法ですよね

「そんな古いしきたりを!」
なんていう人もいるとは思うのですが
でも、こういったことができる人と、できない人
どちらが「礼」を「失」ってないのでしょうね?

僕自身、以前に大御所の芸人の方たちと一緒になる
仕事をさせていただきました
その際に、一緒のテーブルについているだけでも
正直失礼にならないか、不安でたまりませんでした
(僕を呼んでくれた人の顔もありますしね)

何かの行為をしたら、またはしなかったら
誰かに失礼になるのでは?
って考えることって、そんなに大変ですかね?

もちろんパーフェクトで行くとは思えないですし
僕自身、かなり失礼な事をやり続けているとは
思いますが・・・

だからこそ、意識して欲しいことなんですよね

名刺一つでも、その人の度合いが透けて見える可能性がありますので
是非ご注いください


 
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この記事のコメント

こんにちは。
何回いただいても渡しても「これでよかっか?」ってなれません。
きちんと作法を身に付けたいものです。

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