「意外にイイ話」の前に、ギミックデック
裏メルマガの方で
お伝えしておりますが
「意外にイイ話」という
コンテンツの配信を行っていく
予定です
そんなこんなで、小林俊晶氏と
打ち合わせというほどではなく
そういったことをやっていきたい
という事に力を貸してくれるかの確認を
喫茶店でコーヒー飲みながらしていたのですが・・
まあ、マジシャン2人集まればそりゃマジックに関しての
話をするのも普通でして
(この2人が会うと、マジック以外の話の方が多いのですが)
その際にたまたま話した内容で、互いに同じ感覚だったのが
ギミックデックに関しての考え
でした
元々僕はレギュラーデック志向が強いので
ギミックデックをあまり扱ってきませんでした
そして、意図的にギミックデックを避けてきたところもあります
何せ相手に取られたら、それでおしまいなわけですから
ただ、年齢的にそういったことをされることも減り
またそういったデックを使える状況なのか、を判断できるだけの
年齢と経験を伴ったようで
ギミックデックに対しての興味が、ここ数年高まっています
これ、たまたまダローのDVDであるエッセンシャルシリーズの
日本語スクリプトをお手伝いさせていただいた、ということも
あるとは思います
そして、最近は、レストランなどで短時間でオチまでもっていく
ということを考えると、ギミックを最初から利用した方が
便利であろう、という実利的な部分もあります
さてさて・・
ギミックデックと言えば、何を思い浮かべます?
個人的には、大きく4つあるのかな、と思います
これはダローのDVDが選んでいる4つ
スベンガリ、ストリッパー、インビジブル、メンタルフォト
恐らく一番特殊?な物がメンタルフォトかな?と
このデックはそのまま行えば、十分に破壊力がありますので
それからインビジブルに関しては、これ単発でもいいですし
最近では「道具」的に使用されることも多いです
まあ、すべてのものをフォローできるってことは、ここで楽しつつ
ワンアヘッドを利用したりとか
演出面の研究がまだ進んでないような気もします
正直、ショーストッパー的に使うこともできれば
オープニングに一発!ということも可能ですね
で、ストリッパーやスベンガリは、よくデパートなどで
売られているメジャーなギミックデックで
だからこそ演じ方の研究って少なかったと思います
スベンガリデックに関しては、マリックさんが昔にテレビで
演じた手順がまあ一番効果的であろう、とは思いますが
それでも、使い方に関してはまだあるでしょうね
そして、こういったギミックデックを構成している
基本的な仕掛けを理解して、組み合わせを考えるってことも
面白いと思います
ここから、新しいギミックデックが生まれると思いますし
スベンガリなら、ショートカード
ストリッパーなら、テーパー
インビジブルなら、ラフ加工
メンタルフォトなら、ブランク面(ダブルブランクとかも)
が、面白いところだと思います
ああ、ちなみに、日本ではトラベリングデックとか言われますが
あれはスベンガリにラフ加工をしたもので
海外ではポップアイポッパーなどと言われることもあります
日本ではトラベリングの方がメジャーな気がしますが
海外だと、メジャーなのはスベンガリですね
組み合わせ方って、いろいろあって
テーパーとラフ
とか
テーパーとショート
とか
ダブルバックやダブルブランクとショート
とか
こういった思考の仕方をしてみてもいいんじゃないかな?と
もっと組み合わせれば
アルコーランデックとショートとか
マスターマインドとテーパーとか
そういったものも、考える余地はあると思います
小林氏も面白いアイデアを持っていて
かなりえげつない現象を起こせるデックを作って実験していくと
思います
これ、思いついて演じるのはいいのですが
案外すでに商品化されている事があったりしますので
骨折り損にならないようにしましょうね
例えば、スベンガリに対しての逆スベンガリはすでにあります
また、テーパーとダブルバックもありますね
こういったギミックデックをうまく使えるようになりたいなあ
と思っている今日この頃
そんなことに関しても「イイ話」の中でお伝えできれば
と思っております
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