マジシャン的？思考のプログラミング法 | レストランマジック研究所 　戦略と戦術をお持ちですか？

最近色々と忙しく
こちらにも記事をアップ
できなかったのですが

現場に出ていると
やはりいろいろな気づきがあります

お客様の前で
マジックを演じるわけですが

もちろん、目の前で見ることが初めての方の方が多いわけで
こちらのいう事を信用してくれなかったりします

これ、大抵は「マジシャン」という職業の人から発せられる言葉だから
あまり信頼性が無いのだと思うのですが
でも、その中でも、色々と仕込んでいくことはあります
ある種のプログラミングを行っていく感じでしょうか

相手の思考を動かすために言葉を使う
少なからず心理学などかじったことがあれば、当たり前のことです
もちろん非言語で影響を与える方法などもありますが
基本、言葉を使って理解させて動かす方が、簡単のはずです

僕らは言葉で学ぶわけですし、言葉が理解できる大人を相手にすることが
ほとんどですから

だからこそ、たった一言が非常に強力に効くことを知っています

そんな言葉のパワーなのですが、最近面白い所で感じました

テレビでもおなじみのふじいあきらさんが、フェイスブックで
「独断マジック格言アーカイブス」
という事で、格言を載せていらっしゃいました

どれもが「なるほど！」と思えるものばかりで、もし今までに
意識したことのない分野のことなどがあったのなら
それはしっかりと考えておくべき内容の言葉ばかりです

ここで語られていたのは、非常に凝縮された内容です
手先の動き、１つ１つに対しての言葉ではなく
どういった判断基準を持つべきか
という事

マジック愛好家の方は、ほとんどすべてと言っていいくらい
現象が起こる部分しか見ていません

もちろんそれが悪いのではなく、そここそが興味の対象だからなので
非常に当たり前の事なのですが、マジックそのものの良し悪しと
演技の良し悪しって、少々違う場所にあるわけです

ふじいさんの格言は、マジシャンに向けてのものであり
マジックに向けてのものではありません
マジックを演じる人が、どのようにしたらいいのか、という事を
述べているものです

演技をより良くするために、見てくれているお客さんにもっと
楽しんでもらうために、マジックの持つ不思議をきちんと
引き出して相手に伝えるために・・・

こういったことを考える人にとって、金言となるものです
ある意味、パフォーマンスを真面目に行いたい方でしょうか

個別具体的な言葉ではなく、マジシャンの考え
頭の中にインストールしておくべき
ある種のルールになっています

そう、つまりは、言葉で自分の思考を動かして
その結果動いてくる身体を、最適なものにしていく、という事になります

ふじいさんに
「パスってどうやるんですか？」とか
「サイドワインダー見せてください」とか
言っている人には、ほぼ理解されない、ものだとは思います

マジックに限らず、自分の思考を動かすのに
一番強烈なのは、言葉だと思います

ベストは、目の前で、影響力のある人から言われると
その一言で人生がガラッと変わるくらいのインパクトを持ちます

ただ、そういったことがなかなか経験できないので
音声のコンテンツ、読書、ＤＶＤなどで近似の体験をするわけです

ふじいさんではないですが、僕も今まで大切にしてきた
格言たち？があります

僕の言葉ではなく、ほとんどが先人の言葉
マジック関連はあまりないですが・・

ただ、これらの１つ１つが、僕の行動の基準となっていますし
ここから細かな動きが生まれているわけです。
つまりはプログラミングされた、内容であり言語です

人を理解したいのでしたら、その人のアウトプットを見るのではなく
インプットを見た方が理解できます。
まあ、僕を理解したい、というもの好きはいないでしょうが
少なくとも、こういった言葉たちは僕以外にも、好影響を与えてくれる
ものだと思います

以前はメルマガに載せていたのですが、現在はページに
まとめてあります
もしよかったら、のぞいてみて下さい

ピンとくる言葉が見つかるかもしれません

⇒　「僕の大切な言葉」