Hecklers ヘックラーってご存知?
キーワードは「Heckler」
カタカナ読みすればヘックラーですが、これ、特定の人を表現する言葉ですが
ご存知ですか?
もし、ヘックラーと聞いて
「あ~、ブライアン・チューダーのDVDでしょ!」という方
マニアなのは認めます(笑)
これね
ヘックラーとは、何かの邪魔をしてくる人の事
マジックに限らずです
マジシャンにとっては、あまり好ましくない存在ですが
レストランなどで仕事をしていれば、必ず会うのが
このヘックラーと言われる存在
諸先輩たちも、この扱いに苦労してきたわけです
もちろん僕も苦労はしてきました
そして対処法もあります
この本だと
「with over 200 put-downs」
と書かれています
これ、バカにする言葉が200書かれています、ってことですが
まあ過激な表現をしているだけで、実際には200以上の対応策や
気をつけること、が書かれています
ちなみに、ブライアンのヘックラーは
目には目をで対応しろ、というスタンスの物
もちろん、それは映像のコンセプトであって、それを推奨しているわけではありません
というか、ブライアンチューダーって
けんか売る気もなくなるくらい、デカいでしょ(笑)
さて、本に戻ってですが
ある意味で非常に実用的な本だと思います
この方、コメディクラブでの経験から書いているようです
アメリカって、スタンドアップコメディでしょ
だから話ながら、笑わせながら、そこでマジックって感じですが
お客さんが大声で邪魔してくる場合があるってことですね
まだあまりきちんと読んでいませんが、ヘックラーの種類も分けて書かれていて
そこに対してどう対応するかってことが載っています
クロースアップとプラットフォーム上という差はあれど
観客の行動パターンを知っておくのは良いことですよね
この本、知らない方が書いていたので、あまり食指が動かなかったのですが
たまたま先日、ゆうき氏・庄司氏などの口からこのヘックラーに関する
言葉がちらっと出てきて・・・
「若いころはさ、10人に1人位いると思っていたんだ。でもやってみると、100人に1人位で、今では1000人に1人位だって分ったよ。」
まあ、これが真実だと思うんですよね
・そうそうはいない
ヘックラーをヘックラーにしてしまうのは、マジシャンの対応次第なんです
コレでほとんどがくぐり抜けられます
そして、本当に意識的に敵になって、攻撃してくる人が1000人に1人いるかいないか
僕もその位だと思いますね
アメリカの場合には、ギャラがチップであることが多く、どれくらい多くのテーブルで
見せるのか、が問題なりますが、日本では大抵は1晩いくら、になっているはず
または時給制とか
だから、そういったテーブルには関わり合いにならない、というのが一番正解です
これはアメリカでも同じだと思いますけどね
僕が表現するなら「Win-Winでないなら、No Deal」
共に何かを得られないなら、無かったことにする
これが一番安全です
実際マジックほとんどしないでテーブルから去った経験ありますし
マジシャンにとって、マジックは仕事
確かに接客業でもあり、エンターテイメントですが
もし相手が一人の人間としての敬意をこちらに持たないなら
こちらもきちんとした対応が出来なくなることはあります
日本人の頭の中には
「お客様は神様です」的な考え方があるようですが
あれって、お金払って、わざわざ来てくれた人を前にして
言っているものですからね
(本当は全後の文脈がもっとあるのですが、そこはグーグル先生などに聞いてみて下さい)
まあ、神様の中にも、貧乏神もいれば死神もいますので
そういった方々とは距離を置いておくのが
正解です
とはいっても、そうそう出会う存在ではないんですよ、普通
もし頻繁に出会うなら、引き寄せてしまう何かが、自分にあると考える方が
いいでしょう
チョットドキッとした方、上記の本を読んでみても面白いのでは?
ああ、内容は英語で、軽めの英語で書かれています
ご興味のある方は、ご連絡を
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