まさにパラダイムシフト | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

まさにパラダイムシフト

レストランマジック研究所なのですが、まったくと言っていいほど
レストランマジックに関して述べていない今日この頃(笑)

現場に出ていない、と言うこともあるのですが
もうすぐ、IBMでホッピングコンテストがあるので
その辺のときには大量に何かを書くことになると思いますので
お楽しみに

で、今回は少々商売ごとに関して

昨今「本は売れない」とか「物が売れない」等といわれるのですが
殊、マジックの分野においては

「そりゃ、そうやろ!」

と言いたくなることが、多数

このご時世「マーケット・イン」で売っていったって、大量に売れる
はずがない。もしそうするなら、プロダクト・ランチや意図的に
ムーブメントを局所的にでも起こさないと

ちなみに、マーケット・インとは
モノを作って、それをマーケットに売っていく、と言うこと
つまりは作ったものありきで、販売戦略を立てるわけです

この反対がプロダクト・アウト
これはマーケットに「何が欲しいですか?」とリサーチし
「そういったものが作れますけど、欲しいですか?」
としてから、製作販売するメソッド

つまりは、プロダクトアウトはお客さんありき、で物を作ること

僕自身、もうこっちの方法でしか物を売る気がおきません

もしマーケットインなら、よっぽど低価格OR無料で
リスト取り用か、最初っから売れないことを承知で出す
趣味のような行動になります
(ユージンさんのレクチャーノートはこれに近いですね)

リスト取りなら、結局バックエンドが必要になってくるわけですが
それがないなら、出さない方がいいのです

で、

今日たまたま某マジシャンの方が来て
「なあ~の冊子とか作ったら売れるかなあ」

僕の答えは「売れません」
と言いたいのですが、別に僕に聞かれたわけではなかったので
黙っておきました(笑)

芸に関しては厳しいのに、何で商売ごとはこんなにダメダメなんだろう
と思ってしまいます

要は、レストランにいきなり乗り込み
「僕のマジック買ってください」
って言っているのと同じでしょ

本当に売りたいなら、まずはリサーチしなさいよ
出したいだけなら、出せばいいじゃない
売れなくったっていいじゃない

そこで売りたいなら、それなりにテクニックを持った人間を味方に
つけて販売戦略を打てばいい
まあ、プロダクトアウトでも、これは必要ですが

ただでさえ必要とされていて、そこに仕掛けを施して売るから
余計に売れるんですけどね

物が溢れた時代には、もう自分たちの考えは通用しないと
そろそろ考えを改めればいいのに

パラダイムシフトすればいいのに

別にマジックをどうこう言っているわけではないのですよ
あなたたちのマジックはすばらしいと思う
でも、ビジネスマンとしては、非常に甘い考えで行動しています

お金を稼ぐことは悪いことでも恥ずかしいことでもないのですから
そこもパラダイムシフトして、真剣になってもいいんじゃないですかね

ちょっとずつでも、変革を起こしていきたいんですよ、僕は
既に、僕のパラダイムはシフトしています
様々なツールと勉強のおかげで、日々進歩していってくれています

ちなみに、その人に
「バックエンドとフロントエンド考えないと、儲かりゃしないですよ!」
と言ったら
「なにその、バックエンドとかって・・?」

ま、そんなもんですよね
そりゃ、お金は手に入らんですよ・・

あなたのパラダイム、大丈夫ですか?


 
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