2016年9月 のアーカイブ | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

スタンドアップでのマジック

standマジックを大きく
分ける場合に
「クロースアップ」と「ステージ」
という、サイズでの分け方があります

ただ、実際には
ゴリゴリのクロースアップを演じる
状況下は少ないものですし
ゴリゴリのステージっていうのも、あまりないですね

趣味の方なら、友達にだけ見せるなんていう
状況があって、それはクロースアップの状況ですが
プロフェッショナルであっても、これぞステージ!
っていうのは、そんなに多くないはず

では、多いのは?ってなるのですが
一番よくある状況が「サロン」と言われるものです

人数的には10~50程度
使う道具はクロースアップと変わらず
音響・照明は作り込めず
あるのは道具を置いておくテーブル位で
自分は立って演じる、って感じ

レストランなら、8~10人掛けの長テーブル
なんてなってくるとほぼこういった状況ですね

じゃあこれ用にマジックを身につけないといけないのか?
ってなると、そうではなくってですね・・・
→『スタンドアップでのマジック』の詳細ページへ

デックを手から離しても、コントロール下に

saya072155940_tp_vカードマジックをする場合に
僕は大きく2つのパターンに
分かれると思っています

マジックそのものというよりも
マジシャンの性質?なのですが
簡単に言えば
フォースかコントロールか

僕自身は、コントロール派の人間です
これは昔っからそうで
そういったことからも、あまりフォースが
得意ではありません

フォースを使う場合には、カードを引いた段階で
ほぼ全てが終わっているわけですが
コントロール派は、戻ってからが仕事開始です

そのために、デックを手から離せないということが
よくあるわけです

それ故に、その点をクリアする、アウトのような方法を
身につけておくべきなのですが・・
→『デックを手から離しても、コントロール下に』の詳細ページへ

マジックの難しさ:その一端

140617jayrobike-03マジックを学ぶチャンスって
思った以上に意外に多いのですが
それをものにできる人は
思った以上に少ないわけです

夏休みなどだと
複合施設などでマジック教室が
行われていたり
近くの公民館などで
カルチャーセンター的に
マジックを学ぶことができたり
なんて感じです

人から習わなくても、インターネットで道具を
注文して自分で嗜むということも
簡単になっています

でも、どっぷりとマジックに浸かっている
マジシャンから見てみると、どうにも
おかしなことをしている人も多いもの

個人個人の楽しみ方次第ですが
でも、もっと見ている人を驚かせることも
できるのにもったいないことをしていたり

明らかにテクニックを間違って身につけていたり
などということもあります
 
マジックを身につけるって
自転車に乗れるようになるのと、似ているような
気がしています
→『マジックの難しさ:その一端』の詳細ページへ

テクニックの使い方:判断基準の混乱?

wallpaper-playing-cards-08カードのマジックにおいて
テクニックは非常に重要です
ただ、いろんなことを知ってしまうと
それを使いたくなるのも人情

実際の所、あまり多様なテクニックは
必要ないというのが真実です
 
もちろん、できないよりも
様々なテクニックをできた方が良いのですが
一概にいいとは言えないってことです

例えば、僕が発表している手順の中で
4オブアカインドを取りだす手順があります
この中で、パスを利用しているのですが

もちろん、演じるだけだったら、パスでなくても
構わないわけです
パスなんて難しい事をしないで、ダブルカットで
まったく問題ないのですから

でも、なんでパスを使うか、と言ったら
「速度を落としたくないから」
という部分があるから
 
以前に、この点に関して質問を受けたことがありますが
上記のような答えを伝えたら、理解はしてもらえたようです

例えば、パスなら
「見えていいパス」と「見えてはいけないパス」
があるわけで、プロダクションの最中のパスに関しては
見えてもまだアリなパスだとは思っています

特定カードをコントロールするパスは
見えていけないものですので、限りなく隠さないと
いけません

そしてもし、観客からは見えてない完璧なパスなら
どんなに難しい物であっても、多用して構わないと思います
(まあ、使い方にセンスのあるなしは出ますけどね)
→『テクニックの使い方:判断基準の混乱?』の詳細ページへ

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