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第4の壁について:絶対的に透明な存在

stage-curtain-660078_640第4の壁とは
舞台用語です
ウィキペディアによりますと
想像上の透明な壁であり
フィクションである演劇内の世界と
観客のいる現実世界との境界を表す
概念である。
観客は、観客席から
この第4の壁を通して
演じられる世界を見ることになる。

つまりは、作り物の世界と現実世界の境界線ってことです
そして、舞台ではそのラインが存在することがある意味で
「お約束」になっているので、みんな落ち着いて見てられるわけです

だって、ナイフ持ち出したって、誰も逃げないし
裸の女性がいたからって、襲わないでしょ?

そして、マジックにおいても、この第4の壁に関しては
重要なものになってきます

友人であるアロン・フィッシャーの書籍
「ペーパーエンジン」(日本語もあるので、よろしく!(笑))
には、この第4の壁を破壊しろ、と書かれています

つまり、アロンの中では
マジックは現実の世界で起こる物であり
そのように思わせなければいけない、ってことなのです

こういったスタンスはもちろん人それぞれなので
これに異を唱えるつもりはありません

大切なのは
何らかの「スタンスをとる」
ってことです
→『第4の壁について:絶対的に透明な存在』の詳細ページへ

いつまでも手に入るかな・・・

desk-1148994_640マジックの道具って
1回手に入れそびれると
2度と手に入らないってことも
よくあることです

それから比べると、DVDって
まだ製作するのに苦労は
無いですので、手に入らなくなる
ってことは少ないのですが
それでも最近は、良いDVDでも手に入りにくく
なってきています

1つには、ダウンロードの販売ってものが
ある程度手軽にできるようになってきているから

もう1つには、大手の仲卸の会社にDVDを卸すのではなく
自分でリリースするってことも多くなっているから
ということもあるでしょう

特にアメリカのマジシャンたちは、個人のサイトで
独自に売っているものの方が、広くリリース
している物よりも面白い、ってことも
よくあります

分厚い書籍を作るよりも、ノートレベルで薄い本を
出したりする人も多いですし
それでも手に入れにくくなる本もありますね

実は・・・
→『いつまでも手に入るかな・・・』の詳細ページへ

アンケートにご記入:お客様の前に出るには?

ojigi044商品購入時に
ひとことお書きいただく欄を
作っているのですが
なかなか鋭い一言があったので
シェアをしておきたいと思いました

マジックの品質を上げるために鏡の前で
練習を重ねているのですが
一つ困ったことがあります。
それは、実際に観客に見せる機会が
極めて少ないということです。
それに加え、だいたいいつも同じ人に
見せることになるため、同じネタを何度も
演じられないということです。

いやー、これは確かにその通りって所ですね
アマチュアの方にとって、一番難しいのは
マジックを表現する場
なんですよね

もちろん、いくつかの手法がありますので
参考にしていただければ、と思います

まずは、自分と同じ趣味を持っている人を周りに作る
ってことですね
1人でやっていると、なかなか新しいトリックを
身につけたり、新しい情報が手に入らないですので
同じくマジックを趣味にしている人が近くに何人かいると
イイですね

マジックを知らない人が周りにいることも大事ですが
知っている人がいることも、クオリティを上げるためには
効果的です

この時に、パターンは2つで
誰かが先生的になってくれる、つまりは
経験や知識差がある人と集まるのか
同じくらいの人たちで集まるのか、って所で
ちょっと違ってくるのですが、まあとにかく
何人かで集まれるようにしましょう
→『アンケートにご記入:お客様の前に出るには?』の詳細ページへ

会場に嫌われないためにも:最低限の確認

The_inside_TOKYO_STATION_HOTELレストランなどに出演していれば
各種のイベントやパーティーに
呼ばれるようになってきます

まあ、マジシャンとしては
そういった仕事の方が多くなることが
好ましいのですがね

ただし、呼ばれた理由によって
演じる場所はそれぞれになります
ホテルの宴会場のような場所
レストランの個室の一室
会議室やカンファレンスの会場
レストランウェディングの会場
などなど

こちらとしては、どこでも演じられますので
そういった会場の差は、あまり気にしないのですが

少々気にしておいた方がいいことを
触れておきますね

最近特に面倒なのは、結婚式関係の会場での
音楽ですね
原盤CDを持ってないと、かけてくれないので
その点はあらかじめきちんと会場と確認をとりましょう

結婚式関係ではない場合には、問題ないと言えますので
上記のポイントは、限られた分野に関してだとは
言えますが、ベストは著作権等問題ないものを
使うようにしましょう

こんなのね⇒「著作権フリー音源」

それ以外で、これだけは確認しておいた方が
良いこととして・・・
→『会場に嫌われないためにも:最低限の確認』の詳細ページへ

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