第4の壁について:絶対的に透明な存在
第4の壁とは
舞台用語です
ウィキペディアによりますと
想像上の透明な壁であり
フィクションである演劇内の世界と
観客のいる現実世界との境界を表す
概念である。
観客は、観客席から
この第4の壁を通して
演じられる世界を見ることになる。
つまりは、作り物の世界と現実世界の境界線ってことです
そして、舞台ではそのラインが存在することがある意味で
「お約束」になっているので、みんな落ち着いて見てられるわけです
だって、ナイフ持ち出したって、誰も逃げないし
裸の女性がいたからって、襲わないでしょ?
そして、マジックにおいても、この第4の壁に関しては
重要なものになってきます
友人であるアロン・フィッシャーの書籍
「ペーパーエンジン」(日本語もあるので、よろしく!(笑))
には、この第4の壁を破壊しろ、と書かれています
つまり、アロンの中では
マジックは現実の世界で起こる物であり
そのように思わせなければいけない、ってことなのです
こういったスタンスはもちろん人それぞれなので
これに異を唱えるつもりはありません
大切なのは
何らかの「スタンスをとる」
ってことです
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