クリエイターでクラフトマンでパフォーマー:トムストーン | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

クリエイターでクラフトマンでパフォーマー:トムストーン

2017年もマジックランド主催
新箱根クロースアップ祭りに
行ってまいりました
 
今回のゲストは、トムストーンと
ポールウィルソン
 
正直、トムストーンの演技と
レクチャーが圧倒的で
お腹いっぱい、って感じでした
 
彼のレクチャーなのですが
今回はレクチャーノートを製作する時間が
無かったから、ということもあるのかも
しれませんが

先ほどのショーの中で演じたトリックで
聞きたいものがあれば、解説をします!

 
演じたトリックそのものは、5つ程度
でも、そのどれもが、相当な完成度です
 
コインプロダクションとバニッシュからの
ボトルプロダクション
(太ったせいか、ちょっと大変そうだった(笑))

シルクタマゴのとんでもないバージョン
3つの木の箱を使った、奇跡のようなトリック
思わずニヤッとしてしまう、予言?のトリック
そして、ベンソンボールの迫力ある手順
どれもが考え抜かれた手順です
 
他にも・・・あったかもしれませんが
もう十分です!
 
そして、そのほとんどをレクチャーしてくれました
黙っておけばいいものを!と言いたくなるくらい
全てを明かしてくれたので、会場のざわざわが止まらない(笑)

その賢さもさることながら、物を作る能力が高いこと!
やっぱりマジシャンに必要なスキルの一つには、クラフトマン能力が
必要ですね
 
さてさて・・・

レクチャーの際に、個別の事柄へ進む前に
基本的な考え方を解説してくれました
 
決して特殊なものではなく、すでにどこかで学んでいることですが
自分の手順はそういったことをベースに考えて
構成してあるし、演じている、ということを前提条件として
分かっておいて欲しいということだったのでしょう
 
僕も常日頃から言っていますが
自分のしたことではなく、相手の頭に何が伝わって
どんな画が頭の中で再生されているのか
ということに意識を向けています
 
見ている人の記憶や頭の中の映像は
決して連続している物ではなく、そして周辺部位の事柄は
ぼんやり見ていて、適宜修正がなされている
ということ
 
自分の事にだけフォーカスを当てると、結果的に
演技を小さくしてしまったり、効果的な手法が行えないという
足かせになりがちです
 
そのことを改めて、学べました
 
僕もレクチャーの際には、今回のトムストーン同様に
「何も隠すことはありません、お聞きしたいもの全てを解説します」 
と言います
 
ただ、演じている方としては、あまりにも当たり前になってしまい
改めて解説するとなると、忘れてしまうこともよくあります
 
実際、彼のレクチャーを受けた人は、その完成度にかなりの
衝撃を受けていると思いますが、彼の本を読む限り
まだまだ解説していない大事な事柄があります
 
もしあの時の彼のレクチャーを聞いて、演じてみたいのでしたら
書籍2冊を買って、ちゃんと読んだ方がいいですよ

もし文章だけ読んでも、その良さは伝わりきらない
と思うのですが、彼の演技を見たのなら
そのパワーは実感済みですからね
 
やっぱり、マジックは生で見た方がいいですね
そういった機会は限られていますので
良いマジックを見られる機会には、そのチャンスをきちんと
捕まえましょう


 
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