基本マジック100例とかどうですか? | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

基本マジック100例とかどうですか?

tsuruno23_tp_v以前は東進ハイスクールに勤務し
担任をしていたわけですが
ゴリゴリ理系の学部を出て
得意科目は英語という
大学で何やってたの?(笑)的な
人間です
 
まあ、大学受験というものが好きで
大学受験用参考書が大好きという
変わり者でもあります
 
いまだにその手の本を買ってしまうことがあるのですが
さすがに英語関係の本ていどです

マックスに買っていた時には、英語・数学・化学・物理を
中心に現文や古典に関しても購入するくらい
手を出していました

とんでもない速度で本が増えていって
市販されている参考書のうち、良いものはほぼ持っていた
という感じでした
 
実は、先日「ドラゴン桜」で有名になった竹岡先生の
英語の本を買いまして
 
基本英文100個で英作文の対策ができるようになる
的なものです

英作文へのアプローチとして、一定数量の英文を覚えるというのは
確かに適切な方法だと思います
そして、その英文の取捨選択のセンスが、その先生の力量を表す
部分です

ちなみに、竹岡先生、いきなり仮定法から来るという
なかなかにトリッキーな英文の並びになっている所が
面白いです

さて、この考えをマジックに応用できないものなのでしょうか・・?

つまり、基本的なマジックを一定数量身につけることで
その後の応用が来たとしても、簡単に対応できるようになる
ってことはできないものでしょうかね??
 
テクニックレベルでの、基本の網羅はあると思います
 
僕も、テクニック&サトルティ基礎徹底は出していますので

そうではなくって、手順になっているマジックを、例えば100個
きちんと学ぶと、まあこの後に学ぶことに関して
不便はないって状態にならないものかなあ・・って
 
通常マジックって、どんどん広がっていくイメージです
新しいマジックは無限に生まれて
何を何から身につければいいのか、後世の人になればなるほど
難しくなるような気がします
 
そこで、必要最小限と思われるテクニックを内包した
マジックを最小数解説しているコンテンツって
かなり有用ではないか?と

ある意味で、気賀康夫さんの「トランプマジック」(東京堂出版)
がそれになっているのかもしれません

あれは、覚えるテクニックとそのテクニックを使ったトリックを
解説していて、しかもそれまでに学んだテクニックを利用する
という、とんでもなく考えられた構成になっています
 
で、このように前後関係を考えるのではなく
例えば100個のトリックを覚えることで、必要なテクニックや
サトルティ、またはオーソドックスな手筋をなどを学べる
ようにしておくと、初学者には便利なのでは?

名作をまとめている、という点に関しては
かつては「スターズ・オブ・マジック」等があると思いますが
名作という観点ではなく、必要な物を学ぶため、のものですね

例えば、受験数学って基本的な問題を一定数覚えると
大抵不便しないんです
その上で、流行り廃りや、解法が美しいもの、歴史的に意味のある問題
などを覚えていけばいいわけです
 
文系なら約1000問、理系なら1500〜1800問も覚えれば
受験で不便することは無いんですよ
そういったものをまとめてくれる人、いないかなあ・・・

カードマジックだけを考えるなら、どれ位の例文数になりますかね?
100か400か700か
(ちなみに、400とは僕の英語の師匠である永田達三氏の英語重要構文400、700は駿台の基本英文700選をイメージしています(笑))
 
そこはセンスの見せどころになるわけですが
僕には荷が重い作業です

同じコンセプトで、各マテリアルでのコンテンツがあると
手が出しやすいと思います

作品の名前、歴史、考案者、手順、解説、テクニックの名前、テクニックの説明
テクニックの考案者、使われているサトルティなどの名前、考案者など
こういった周辺情報もしっかりまとまっていれば
トリックに関しての歴史を知らない、なんていうマジシャンも減るのでは?

我ながら、壮大な夢にならないようにしたいものです


 
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