技法は世につれ、世は技法につれ・・・スポンジボール | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

技法は世につれ、世は技法につれ・・・スポンジボール

今、たまたまですが、スポンジボールに関して
どっぷりな状態でして・・・

理由は後々わかります

まあ、そんなことはさておき

皆さんの使っているスポンジボールは
どこの国で出来たものですか?

大抵は日本製だと思うんです
テンヨー製のモノか、郡のモノか、どちらかでしょう
どちらにしても非常に柔らかいものですね

これができた時には、非常に重宝されたようです

ただ、このスポンジではできないものがあって・・・

と、その前に、海外でスポンジと言えば
ゴッシュマン製

ゴッシュマンのスポンジを扱ったことある人
手を上げて!

・・・これ、少ないでしょうね

初めて扱うと分かりますが、びっくりするくらい硬いです
2インチくらいのボールだと4つ握れるかな?
って思います

日本製なら、4つなんて余裕でしょ

その位硬い

でも、その硬さが好きな人もいますし、その硬さを利用する
テクニックもあります

スポンジのポップ・アップ・ムーブってありますね
あれは、この硬さがあっての技法だと思うんです

だって、柔らかいと、すぐに広がらないでしょ

ソフトのスポンジがはびこるようになって
この技法はすたれていったのではないか?と思います

今の若い人、っていうか、僕位でも
ポップアップムーブはあまりなじみがない
ただ、名人が使うと、本当に不思議な技法です

でもでも、それには適切な道具が必要なことも確かです

天海さんの
「素材が教えてくれる」
という言葉がありますが、まさにそんなテクニックだったのでしょう

ちなみに、ゴッシュマンは「スーパーソフト」という
物を出していて、これは日本製の柔らかい物に近いようですが・・

マーケティング的には、違うんじゃないの?
硬いからこそいい点があるはず
そこを明確に打ち出して、売っていけばいいのに

もちろん、柔らかいものは柔らかい点を強調すればいいわけで

ゴッシュマンの硬いスポンジは
すぐに元の大きさになるために
驚きまでのタイムラグが少なく、手から跳ねるように出るために
とってもビジュアルなトリックになります

時代の流れで廃れていってしまうものがあるのは
しょうがないのですが
もし、何か自分スタイルを作ってみたいなら、色々な
素材で遊んでみるのが良いでしょう


 
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