文章もセリフも 「間」 | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

文章もセリフも 「間」

どちらかと言えば、会話よりも文章を書くことが多くなってしまっている
そんな感じがします(笑)

演技をするタイミングも減ってしまいましたが、案外お客さんとの間は
保てるために、自分に対して
「成長したなあ~」
と思ってしまいます

この「間」なのですが、コントロールすることは非常に重要です

そしてそれは、会話でも文章でも同様です

メルマガを書くことが多いですが、この時にも相手の読む「間」のようなものを
考えて書いています

もちろんこの文章もそうです

商売柄、さまざまなマジックショップのメルマガを読みますが
この辺を意識できている方は、まず皆無です
(最近の銀次郎さんは、タイトルを工夫しているので、開封率が高いかと)
それは前提の違いです

「お客さんは、読まない」

という前提を持っているか、にかかっています

ここを意識するだけでも、文章の書き方がだいぶ変わります

まずは、開封してくれるかどうか
そしてリズムよく読み進めてくれるかどうか
こういった意識もしないでメルマガを書いても、効果は低いです

実はこれ、現場でのマジックも同様

つまりは、相手は見てくれない
位の思いでスタートしなければいけません

まあ、だからオープニングに火を出したりするのがセオリーに
なったりするわけですが

そして、セリフは相手の現実をベースにして
相手のリズムに合うようにして話すわけです

どんな人を相手にしても、リズムが変わらない
セリフの細かな部分が変わらない、テンションの変化も変わらない
スピードの変化がない

これは「プロフェッショナル」ではなく
「目の前の観客を見ていないから」できることです

それは、マジックではなく、舞台上の演劇を見ているようなもの
だったら、演劇と割り切った人の方が強いですので、マジシャンを
諦めた方がいいかもしれないです

世界屈指のカーディシャン、アロン・フィッシャーでさえ
クロースアップマジシャンの重要な仕事の1つは
観客とのコミュニケーション、と言っています

残念ながら、そういったことが苦手ORできない方も
この業界には多いもの

僕も得意ではないですが、自分が得意ではないことを理解し
そこが重要なことだと分かっているのは
決してディスアドバンテージではないはず

意識的に、自分の間、相手の間を感じようとして
それを行動に落とし込む

観客の言葉を聞くのも重要ですが、言葉を発していない時間も
非常に重要なファクターです
常に意識をしてみてくださいね


 
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