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ハイブリットな生き方と、ビジネスモデル

マジシャンの人から「ビジネスモデル」という表現を聞くことは
めったにありません

恐らく、ビジネスをしていないから

僕が知る限り、自らのスタイルに対してこの言葉を使ったのを
聞いたのはたった一人です

Dr.Zuma

ご自身は九州のローカルのマジシャン、などとおっしゃいますが
その影響力は、全国規模の方です
(色々な意味で)

東京にいらっしゃった際には、お声をかけていただけるので
できるだけ時間を共にさせていただきます

ズマさん自身もおっしゃいますが
「人は人に影響される」
だからこそ、僕は人を選んで、できるだけパワーのある方や
学べる人のそばにいようとします

会うたびに、さまざまな知見を与えてくれるズマさんなのですが
今回は「医学の勉強」で東京にいらしていたとのこと
ずっと二足のわらじを履いているわけですが、ここ数年までは
ほとんどマジシャンとしての活動のみの方

でも、医者並みの収入があったそうです
(恐らくは、日本で一番安定した高額ギャラを稼いでいるマジシャンではないでしょうか?)

これはとりもなおさず、ズマさんが自身の「ビジネスモデル」
を意識していたからだと思います

そして、また医師としての活動を始めたのも
今後のビジネスモデルを模索して出した結論
ちなみに、整形外科が専門ですが、幹細胞治療などの分野における
最先端医療に従事してもいます

なぜこの分野を選んだのか、これまた冷静な考察の上選択したそうです

そして、齢を50を間近にし、マジシャンとしてのビジネスモデルも
考えていらっしゃいます

人それぞれ、表現の仕方は違うと思うのですが、でもこういった
マジックのスタイルに関して、年齢とともに変化させる
と言ったことを寡聞にして聞いたこともありません

普通はあるべきなんですよ、ビジネスなら
自分が身を引いて、後進を育てるようになったりします

今の50才近辺の多くのマジシャンには、こういったことを
考えているのでしょうか?

そして、今の20代のマジシャンたちは、自分たちが50代になった時
どんな仕事をしているのか、どんなビジネスモデルの上に生活が
成り立っているのか、考えているのでしょうか?

正直、関係ないはずの僕が不安になります

ズマさん自身、マジックを本気で愛しています
マジック小僧なんです、ある意味
好きさ度合いでは、並のマジシャンは勝てません

だからこそ、一級のマジシャンでいられるわけです

それに加えて、ビジネスとして冷静な考察を行い続け
進化しているのです

若い子たちは、どうなのでしょう
大してマジックが好きなようにも見えません
(本当に好きなら、いろいろと勉強したり、見聞を広げようとするはず)
ビジネスを学んでいるようにも思えません
(本当にビジネスを学んでいるなら、もっと多様なマジシャンがいていいはず)

そういったことを感じるたびに、僕は自分の取った道は間違ってなかったな
と思います
誰もいない道を歩こうとしているから

それが、僕のビジネスモデルであり、スタイルです
マルチプル・ストリーム・オブ・インカムをめざし、パフォーマンスよりも
マジックに付随する関連分野での仕事を考える
マジシャンでありつつ、ビジネスマンであることを意識する

比較的早い段階で、優秀なマジシャンたちに出会え、その面では
かなり優遇された立場にいます
今はビジネスをもっと学ばないと、ダンケネディやジェイ・エイブラハム
の本が先生です

まだ、だれもいない分野だからこそ、老舗になれるし
先行者利益も確保できます

20代のうちに、ぜひビジネスモデルを考えてみてほしいなあ
それに必要なものは、メルマガなどで紹介しているつもりだけど
ホント、みんなスルーしてくれるので(笑)

僕のスタイルも当分は安泰
ズマさんのようになれるとは思えないのですが、自分の道は
進みたいと思います


 
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