パーティーの場でのマジック:そのアプローチ
日本ではあまりメジャーでは
ないと思われますが
アメリカなどでは、ホームパーティーは
比較的よく行われるようで
この辺は文化的な違いが
あるのだと思います
向こうのパーティーは
知らない人同士を
知人にする、という目的が
あるみたいです
まあ、日本でも、交流会のような場所は
そういった目的のもとで行われるわけですが
そういった場に、マジシャンとして
呼ばれることもあるわけです
ただそういった場合、片手には食べ物のお皿を持ち
もう片手にはお酒を持ち、そしてすでに会話に
花が咲いている、なんて状況は珍しくないわけです
そんな場で、マジックをするのって実は想像以上に
難しいことではあります
プロフェッショナルとして活動していれば、1度くらいは
そういった場でマジックをしなければならず
始まって10分くらいで、帰りたくなるなんてことも(笑)
パーティーでのストローリングやウォークアラウンド形式
カクテルパーティーなどのグリーティングなど
ある種、精神的にタフでないといけない場ですが
そんな場でのアプローチのコツがあります
これは、ちょっと意識しておくと、色々な現場で利用できる
テクニックになるはずです
マジシャンはエンターテイメントのためにいるので
すでに十分楽しんでいるような人たちには、無理に入り込まないで
問題ないはずです
行くべきところは、あまり盛り上がってなさそうな所です
そしてその周辺にいる人たちを結び付けていくことが
海外では、メジャーな手法と言えるでしょう
話のきっかけの無い、他人の人たちに対して
マジックでアプローチして声を出させて
人の輪を大きくできれば、まあ仕事は終了といえるでしょう
とはいえ、これは主に海外で使う方法と言えるでしょう
もちろん日本でもいいのですが
もう少し、アプローチを考えてみましょう
さて、身一つで会場にいて、お客さんにアプローチするとして
どこに行きましょう?
既に大きな声が出ている所?
それとも、大きな集団になっている所?
派手な服を着ている人たちに向かっていきます?
できるだけ受け入れてもらうためのテクニックとして・・・
あまり盛り上がっておらず
それほど華美な服を着てない人で
何か特定のものに注意を向けてない人たち
の所に行きましょう
こういったグループの所だと、マジシャンをノーと言う理由も少ないですし
これから先に、もっと盛り上がっているグループに行く際の
リハーサルにもなります
そして無理に盛り上げようとする必要はありません
まずは会場の人たちに受け入れてもらうことが重要です
なので、会話の邪魔にならないように近づいて、普通に自己紹介をする
などが実は案外効果的です
どこかの小さなグループに入り込んで、隣を巻き込んでいくか
最初のグループの人が誰かを紹介してくれたり
なんてこともアリがちです
そういったことからも、このオープニングのグループに
受け入れてもらって、声を出してもらうことが
結構大切です
騒がしくなれば、自然にこっちを見てくれる人が出てきます
そうなれば、そのグループに入るのは簡単になってきますので
どんなマジックをするのか、ということも大事にはなってきますが
その前段階で、アプローチの部分で適切な観客を見分けることができると
心くじけず仕事ができます
ぜひそういった場では意識をしてみてください
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