マジックの作法:見る方
僕自身、マジックバーに
行くのは好きなのですが
一つ苦手なものとして
相手の方が、僕を対象に
演技をしてくれる
という状況があります
どうしても、僕もマジシャンなので
いろいと透けて見えてしまう
事も、ままあります
これは、意識していなくても見えてしまう
ということの方が多いものです
これも実際には、2パターンあって
何をやっているのかまで見えるパターンと
何をやっているか分からないけど、何かやっている
というパターン
その疑念さえ起こらない、というのは非常にまれなケースで
僕自身、それを大して求めてはいません
今まで、目の前で見たくって足を運んだ記憶があるのは
今は無くなってしまった兵庫の「マジックランプ」で
土井 崇雄さんの「ワイロ」の手順を見たくって
というのがありました
そして、全て知っていたのに、完全に分かりませんでした
これはなかなか気持ちの良い体験でして(笑)
ただし、お勧めできるマジックバーの楽しみ方では
ないと思います
マジックの見方、というのものがあり
それに関して一番わかってないのが、ちょっとマジックをかじった
位の人、というのが僕の周りでマジックやっている方々の
意見ですね
僕もそう思っていますし、僕も見方は下手です
僕の場合には、リアクションをしない
という癖があります
この理由は「見えてしまっているから」ということが1番
その次に「リアクションが下手」ということです
マジシャンがマジシャンの観客になると、この2番目の
リアクションに関しては、若干オーバーになることが
あるように感じます
もちろん、無いよりもあった方が良いので
そこを意識するだけでも、マジックの見方としては
より良くなるでしょう
ただ間違ってはいけないのは、現象が起こってないのに
リアクションする人ですね
要は、裏の動作をした際に「オッ!」とか言っちゃう人
これはホント気をつけましょう
だったら、まだリアクションが無い方が良いと思っています
さて、この見方に関して、何か具体的で簡単な方法が
無いものなのか?と思っているのですが
自分の事を振り返ってみて、1つ思い当たったことがあります
恐らく、この1点を修正するだけで、かなり変わるのではないか
と思っています
何かといえば
「腕を組まない」
ってことです
こうすると、相手(演者)との間に壁もできにくいでしょうし
拍手までの間もかかりません
マジシャンから見ていると、腕組みしてみている人は
楽しんでいないように見えますのでね
ま、僕が演者の際には、あまり気にしないこともありますが
マジシャンが一番嫌がるお客さんが、マジシャンって
ちょっと悲しいですからね
まずは、マジックを見る作法を身につけておくことを
意識することも重要だと思います
その際に、できるだけ簡単にできる、具体的な動作
を意識することで改善できるようにしてみましょう
マジックを演じるなら、マジックを見ることも学ぶ
僕自身の反省も込めてですが
手品・マジック(趣味) ブログランキングへ