ITR考:劣化に関して | レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

ITR考:劣化に関して

itr最近は
インビジブルスレッドなどに関して
レクチャーをすることも多いのですが
どうしても時間との兼ね合いで
全てを伝えることができません

レクチャー参加していただくのは
全くよろしいのですが
リールもスレッドも扱ったことが無いなんて人もいます

うーん、イメージしにくいでしょうね

何せ、僕のトリックを演じようと思うとどうしても
リール改造は避けられません

で、これまた、ある種の職人技も必要になってしまうことも(笑)

僕は今までに、恐らく両手の指では足りないくらいのリールを
改造してきていますので、どういった不良が起こってしまうのか
経験的に分かっている部分もあり、何か起こったさいに
あきらめるのか、調節するのか判断もできます

でもですね・・・

 
初めて自分で作ってみよう、ってなると
結構大変な部分でもありますね

ですので、コンテンツ化してありますので
興味のある方は、ぜひ手に入れてくださいね(笑)
コンテンツはこちらから

先日も、自分の使うものをメンテナンスしていました

調子のよくないものは、自分で使っていても
はじいておくことが多いのですが、折角なのでちょっと調節
してみようと、手に取りました

で、これはどうしてもしょうがないのですが
動力ゴムの劣化と、そのゴムを留めておく、ボビンの中にある
黒いゴムが劣化してしまいます

動力ゴムに関しては、コンテンツでもご紹介している通り
交換は簡単です
でも、真ん中のゴムは面倒なので、できるだけそのまま使いたい

ただ、劣化してきて、表面の摩擦が減ってしまうと
実はボビンの中で動いてしまうことも

同時に、動力ゴムが滑ってゆるんだりしてしまい
テンションが変化してしまうことも

もちろん、そういった場合にどのようにすれば修正していけばいいか
これもまた、改造編でいくつかお伝えしています

まずはセロテープで巻いて、径を大きくして摩擦を上げてみよう
としてみたのですが、これ実は元の位置にゴムを
押し込むのに結構大変になるんです

ただ、うまくすれば、かなりしっかりと
動力ゴムもロックしますし、径が大きくなるので
ボビンの中で動くこともありません

でもテープがいったんズレてしまうと
ボビンが回転する中で
どんどん中のゴムがテープからズレてしまいます

うーんどうしたら・・・
と思っていたところ、もう1つの手を
強調して使ってみようと

まだ、黒いゴムが劣化しきっていないので
摩擦も十分には出るだろう、との判断でした

動力ゴムが黒いゴムにかむ部分に結び玉を作る
というのは、やっぱり紹介しているのですが
この結び玉を大きめにしてみました

実際には同じ位置に結び玉を作るって
結構面倒ですし、イライラするんですけどね(笑)

できるだけごつごつしてくれた方が
動力ゴムをしっかりと押さえてくれますし
その大きさゆえに、黒いゴムの径も大きくなります

ここは息を止めて、ちゃんとしないといけないポイント(笑)

さて、これでセットしてみたら、かなりイイ感じに!

そうですね、最初のテープの状態から
ここまで来るのにだいたい1週間程度でしょうか

その間に、スレッドのほぐしも数回やっています
そのくらいは苦も無くやってのけないと
うまく扱えるようにはなりませんので

改造の時間そのものは、パーツがそれなりにでいているので
短時間で行けました
でも、1回に1時間くらいはかかります

レクチャーの際も、最低でも半年に1回くらい
メンテナンスをしてあげてください
2時間くらいでできますから
と言ったら笑われましたけど、真実ですので

僕は慣れているから、結構素早くできますが
どんな道具が必要か?
どれくらいのスペースが必要か?
そういったことが分かっていないと、もっと時間がかかるでしょう

ま、そんなこともあって、僕が完全調整したリールを
欲しがる方もいるのですが

お譲りしていないこともないので、ご興味ある方は
問い合わせフォームから、ご連絡くださいね

ただ、結局自分で修理できる腕を持っていないと
とっても高価なおもちゃにしかなりませんので
基本的には3部作のコンテンツを手に入れていただくことを
お勧めします


 
今回の記事が、あなたの役に立ったのでしたら、ぜひクリックを!!

手品・マジック(趣味) ブログランキングへ

次の記事 »
前の記事 »
トップページへ » レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか?

関連記事のページも合わせてご確認を

この記事へのコメント

レストランマジック研究所  戦略と戦術をお持ちですか? TOP » 未分類 » ITR考:劣化に関して