捨てる力
最近の書籍では「○○力」なんてのがはやりなので、題名はそれに乗ってみました
マジシャンにとって、大切な能力の一つに
「マジックを捨てられること」
があると思っています
どこかに書いたかもしれませんね
（自分の発信メディアがいくつもあるため、ちゃんと覚えていません（笑） ）
特に、リアルワールド、レストランなどで演技をしている場合には
これができるかどうかが、精神衛生上非常に重要です
「自分のマジックはすごい！」と思っている人ほど、これができなくなってしまい
自分で自分の首を絞めることになりかねません
頭の中にあるものだと、捨てたかどうか全く分からないですからね
僕はどちらかと言えば、捨てられる方だと思います
でも、これはトレーニングをしたから
使わないもの、使えないものはいらないもの
そう考え、物理的なものをできるだけ捨てるようにしています
特に身につけるようなもの、服や靴などは
だめになったら速攻で捨てるようにしています
もったいない、と言う人がいるかもしれませんが
「捨てる」と言う作業にある程度、心と体が慣れていないと
いざと言うときに動いてくれないのです
捨てればいいときに捨てずに、苦しむ
これって結局自分の中だけで解決可能な問題ですからね
それが影響して、他人に迷惑を与えたりするのは
もってのほかだと思っています
ただ、情報に関しては、捨てられないんですね、僕
だからDVDと本が大量になっていくのですが・・
まあ、これらは所有物と言うよりも、資産だと思っていますので
捨てる必要も無いのですが
古いものがずっとあることっていうのは、あまりいいことではありません
スペースができるからこそ、新しいものが入れられます
定期的に、何かを捨ててみるのもいいと思います
日々の習慣が、いざという時の動きに影響します
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