2014年 理大祭 RMG発表会行ってきました
今年も11月末日に、母校である
東京理科大 神楽坂校舎の学祭に行ってまいりました
学内の催し物の中では比較的人気のイベントなのに
なぜあんな狭い部屋をあてがわれるのか?
廊下に沢山待たせてしまっている所を
実行委員の方は覚えておいてほしいですね
まあ、そんなことはさておき
自分の母校だから、という事もありますが
学生の発表会って、色々と勉強になるわけです
突拍子もない手順やエフェクト
無茶しているテクニック
痛いキャラクター(笑)
良きにつけ、悪きにつけ、学びの多い時間です
先輩としてアドヴァイスしたいこともありましたが
請われていないなら、特にする気もありません
だって、みんな好きでやっているんだから、好きにやればいいんです
大学生程度の知性を持っているなら、自分の中で
色々なことを適正化していけるだろうし
クールな言い方ですが、僕の時間もそれなりに貴重なので
価値を分かってくれない人たちに、投下する必要もないだろう
ということ
とにかく、みんな頑張っているようで
良かったですよ
その頑張りの裏で、僕自身
学びになったことと言えば・・・
・心を表現するには、テクニックが必要
マジックに限らず、芸事は最終的に心を表現するのですが
その為には必ず、テクニックが必要
そしてそのテクニックを支えるには、絶対に体力が必要になります
つまり、心技体を逆順で鍛えないと
どうにもならない、という事
今は情報過多のため、すぐに自分の頭の中に
到底たどり着けないくらいの高度な情報が入ってきます
それを求めて歩いていきますが、元々望遠鏡でみたようなもので
結果として、道半ばで挫折、なんてことが往々にしてよくあります
パフォーミングアートを支えるのは、結局のところ
どれくらい練習したか、です
その練習の中で、無茶な部分は適正化させ
無理なら妥当な所に落ち着けることも、また重要
プロフェッショナルなら高みを目指してもいいのでしょうが
所詮、発表会に向けてなのですから、結論を出す日は決まっているわけです
大人なら、逆算していって、どこがデットラインか分かるでしょ?
だったら、そのレベルのもので、マックスを表現すればいいだけです
基礎体力・テクニック不足ゆえに、表現しきれていないのは
もったいないですよ
100%を求めて、6割しかできなかった人と
80%に抑えて、9割できた人だと、後者の方がスコア的に良いのは
明白です
この点、デットラインがあるものの場合には、大切な考え方です
逆に、プロとして芸を磨くなら、毎日毎日の積み重ねってことです
・フォーカスをどこに当てるのか?
普通の大学生が、人前で何かを表現するなんて、めったにないでしょう
しかも理系ですよ!(笑)
いつも言っていることですが、フォーカスは観客の頭の中に当てる
そこで焦点を結ぶようにしないといけません
自分の「行動」でいっぱいいっぱいだと、相手がどのように「考えているか」
どのように「見えているのか」まで気がまわりません
このフォーカスを当てる場所を意識することは、恐らくこれからも
多くの場で必要になってくると思います
是非学生のうちに、この考え方を持っておけるといいなあ、と
自分は相手からどう見られているのか?
自分のこの動作は、どのような意味に取られるのか?
この角度を取ることで、どのお客さんからは見えにくくなってしまうのか?
などなど
ある種、他者視点を持つことの重要性ってことですね
・日常が大事!
僕もファッションなどにはまったく疎く、1年中同じような格好をしておりますが
こんな時だけスーツを着ると、ホンとスーツに着られている状態になる
大学生たち(笑)
ま、それはそれで微笑ましいのですが、特に女性
メイクなど確かにする必要のない学校です、理科大は(泣)
でもね、その研究をしておくことや、日々の練習をすること
興味を持つことは大事よ!
女性として生まれたからには、見た目だけで男性を引き付けられるように
なれないものなのか?位を考えてもいいと思います
男性もしかり、どうすればきれいな女性を引き付けられるのか?
そういったことは大事なことです
これは日々の引き出しが必要になってくるとは思います
流行の化粧品、香水、服のブランド、面白い場所等
大学生なら知っていて当たりまえの事を知っておくこと
雑誌などを読むことも大切
チャラいかもしれないけど、世間一般の20代なんて
そんなもんよ
極めてまっとうな理科大生を行っていた僕が言うのもなんですが
多感な年代、刺激を受けて生きてくださいね
他にも色々と、って感じですが
常に学ぶことはあるという事
蟻からは勤勉さを、泥棒からは慎重さを学べる
そんな人間になりたいと、ずっと思っていますので
皆様も、イベントごとに行って単に楽しむのでは無く
何かを学び取ってみて下さい
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