メガネは顔の一部です(古っ!)
先日とある方に
「マジックの時はメガネかけているんですね」
と、言われました
実際に目がそれほどよくないのですが
日常生活で支障がでるほどではないので
通常裸眼です
でも、マジックをする際には2つの理由から
僕はできるだけメガネをかけるようにします
その理由は・・・
1つは、眉間のしわを隠すためです
僕の眉間には、縦に深いしわがあって、これが神経質そうな
感じを作り出します
別に神経質ではない、わけではないのですが
そういった所でお客さんに壁を作らせてもしょうがないので
メガネをかけて隠すようにしています
これは、他の人からのアドバイスで始めたことで
自分でも、メガネがあった方が、相手のリアクションは
出やすいと思っています
もちろんデザインなどもありますが、顔の印象を
ちょっと変えるために、メガネなどを使うのも1つだとは
思います
もう1つの理由ですが、お客さんの体の動きを見たいからです
特に呼吸
僕にとっては当たり前の事で、大学生のころから注意してきた
ポイントなのですが・・・
人間が言葉を発する時は、息を吐きながらになります
当たり前なのですが、これが重要で
つまりは、相手の肺に空気がなければ何も話せないわけです
そして、息を吸っている間も何も言葉を出せません
この呼吸のタイミングをコントロールすることで
相手が言葉を発するタイミングをコントロールします
一番はカードのフォースなど
「ストップ」と言ってもらうタイミングをコントロールする
というよりも、どこで息を吸って、吐くタイミングに
変えるのか、をコントロールします
方法は極めてシンプル
NLPの応用で、ペーシングです
そして、このペーシングがきちんと効果を発揮しているか
見えるようにしたいのでメガネをしています
これが、不思議なくらいはまります
というか、ペーシングが起こらないなら、相手とのラポールが
よっぽどないか、相手がよっぽどの変人です
ある意味で、こちらの指示を全く聞かない人の可能性がありますので
何かを手伝ってもらうのは、非常にリスクがある相手です
記憶のコントロールなどは、催眠的な手法を使わないと
できないことですが、物理的な動きなどのコントロールは
意外にシンプルな方法で可能です
些細な相手の動き
呼吸の乱れや、眼球の動き、手の組み方等を
見ておくことで、賭けに見えるような事柄の確率を
格段に上げることができます
視力がよくない人は、コンタクトまたはメガネをしてみることを
お勧めします
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レストランマジック 小林 | 2012年08月08日