母校の学祭を見て
大学を卒業して、いったいどのくらいがたつのだろう・・?
何せ、1浪1留しての卒業だったもので、社会に出たときには
それなりの年齢でした
大学にいる間はマジックに明け暮れてきたのですが、もちろん
その時の経験は今でも十分に糧になっています
というか、あのころに、核になる部分はほぼ体に染みついてしまった
ような気がします
年取ってから、そういったものを変化させようと思っても、なかなか大変です
うちの奇術部も、僕がいたころには想像もできないくらいの大所帯で
(廃部寸前までいきましたので)
うれしい限りです
もちろんマジックも頑張ってくれていて、ただの飲みサークルと
なっていないこともうれしいのですが、学祭などで演技を見ると
自分もああだったのかなあ、と反省しまくりです
すでに僕の顔など知らない部員ばかりですし
(相当なマジックマニアでないと、僕の顔は判別できないでしょう)
かなり上のOBですので、彼らにとっては
「誰・・・?」
以外の何物でもない存在です
まあ、そんな人間にアドバイスを求めることもないでしょうし
基本的に0ポジションを取っているので
(コミュニケーションの手法で、プラスでもマイナスでもない表情をしている状態)
そこに踏み込んでくるには、そりゃ勇気がいります
言いたいことは多々ありますが、同時に自分がどうなのか?と
思い返せることが、非常に刺激です
マジックではない部分に対して、アドバイスをしたいことが多いです
・「見えない」ことはストレス
・お客さんが認識するには、時間がかかる
・表情は大切
・顔の向きだけでなく、眼球の向き
・物を示す際の位置
・緊張とその伝播
・動きと物の意味
などなど、今の部員に対してというより、自分自身の演技に対して
の反省材料になります
サークルは楽しんで演じる場、それを崩す気は毛頭ありません
ぜひぜひ楽しんで演じてください
ちょっとだけ勇気がある人、またはテクニックではなく演技をよくしたい人
諸先輩に演技を見てもらって、アドバイスをもらうといいと思います
学生マジック出身のマジシャンは、学生マジシャンに対して基本的に
非常に寛大です、わがままを言ってもある程度は許容されますので
ぜひうまく利用しましょう
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